‘授業風景’ カテゴリーのアーカイブ

2年生 家庭科授業 車椅子実習

2022年9月21日 水曜日

2022年9月、2学期当初の「家庭基礎」の授業で、車椅子に乗って校内を移動し、介助者にはどのような注意が必要かなどを、体験を通して学びました。車椅子利用者、介助者、2人の観察者 の4人1チームで活動しました。観察者は介助者の介助の様子を見たり、校内に車椅子で移動する際に不便なところがないか確認をしたり、階段を乗り越える際には介助者の手助けをしました。

【生徒の感想】
「廊下のマットなど少しの段差でもひっかかったので、段差のないところを選んで介助した」
「車椅子利用者の方が安心して乗るためには歩くスピードや声かけが大切だということが分かった」
「後ろ向きで階段を降りる時は少し怖かった」
「もし介助することがあれば、利用者の気持ちを考えて安全に介助したい」


この体験をするために、津山市社会福祉協議会様のご協力をいただきました。心よりお礼申し上げます。

【デザイン科】カラーユニバーサルデザイン授業紹介

2022年9月12日 月曜日

NPO法人まちづくり推進機構岡山から
「バリアントール」をお借りして
デザイン科のカラーユニバーサルについて学ぶ授業で活用しました。

「バリアントール」とは、P型強度とD型強度の色弱者が感じる色の見分けにくさを一般色覚者が体験できるようにした模擬フィルタです。

バリアントール
1年:デザイン実践

1年生対象の「デザイン実践」の授業ではカラーユニバーサルデザインについて学びました。
見分けにくい色の組み合わせや、
カラーユニバーサルデザインに配慮したデザインを
バリアントールを通して確認しました。
フィルタを通して見ると、赤と黒が見分けにくいことなどがよく分かりました。
また、高齢者の方の見え方を体験できる模擬メガネもお借りし
同じように確認しました。

2年:デザイン技術

2年生対象の「デザイン技術」の授業では現在制作しているポスターの配色を
バリアントールをかけて確認しました。
視認性に配慮した配色になっているかどうか
実際に体験を通して確認することができました。

色覚の多様性について体験できる貴重な機会となりました。
まちづくり推進機構岡山の皆様、どうもありがとうございました!

【ロボット電気科】高精度多面加工マシニングセンタ実習風景

2022年7月20日 水曜日

2022年3月、本校5号館1Fの自動加工実習室に
新しく高精度多面加工マシニングセンタを設置しました。

マシニングセンタとは、刃物を自動で交換してフライス・穴あけ・中ぐり・ねじ立てなど複数の加工作業ができる工作機械です。

ロボット電気科2年生は、
この4月からこの工作機械で実習授業を受けています。

この1学期のマシニングセンタ実習風景をご紹介します。

バイスを締める作業です
タッチパネルで操作を行います
モニタ画面からパソコンでプログラミングしたデータを転送します
ドリルで穴あけをしています
完成作品です

新しいマシニングセンタは(5軸X・Y・Z・A・C方向)での加工ができるようになり様々な加工が可能になりました。
実際の現場でも使用されている高精度多面加工マシニングセンタで
様々な加工作業に挑戦しています。

【デザイン科】工業技術基礎 3Dデザインに挑戦

2022年5月13日 金曜日

デザイン科1年生 「工業技術基礎」の授業では
1年間を4期に分け、10名の班で
シルクスクリーン、デッサン、陶芸、Macの4つ分野の
知識と技術を習得しています。

その中でも、Mac班で取り組んだ3Dデザインの生徒作品をご紹介します。

5月11日の授業では、Web上でCADモデリングを行うことができる
無料のオンラインアプリ「Tinker cad」を使って
キャラクターと3Dの空間を作成しました。

デザイン科1年生の生徒にとって
パソコン教室での初回の授業でしたが
生徒たちは集中して取り組むことができていました。
生徒たちには様々な分野のデザイン制作を通じ
技術の幅を広げていってほしいと思います。

生徒作品 その1
生徒作品 その2
【作業画面】
画面の右下に準備されている図形を
作業エリアにドラッグしながら制作していきます。

<生徒の感想>
・初めてパソコンを使ってデザインをしたので難しかったが、形になってくると楽しいと感じられた。
・もっと色んなソフトを使いこなせるようになって、様々なデザインに挑戦してみたい。
・無料のオンラインソフトということなので、家でもやってみたいと思った。

【化学基礎】授業のようす

2022年1月31日 月曜日

中和滴定の実験のようすです。1月25日(水)の化学基礎(工業化学科、デザイン科)の授業でおこないました。

この実験では、食酢の酸度が何%かを求めます。

まずは酸(食酢)に塩基(水酸化ナトリウム水溶液)を滴下して、ちょうど中和するまでに必要な塩基の体積を、実験で求めます。その後、授業で学習した中和の関係式を利用して、計算によって酸度を求める、という流れです。

<実験のようす>

慣れない操作に戸惑いながらも、全ての班で実験データを取ることができました。

実験には危険がつきものです。長い髪は縛る、保護メガネを着用するなど、実験の危険性を理解した上で安全に取り組むことができました。