‘授業風景’ カテゴリーのアーカイブ

【ロボット電気科】高精度多面加工マシニングセンタ実習風景

2022年7月20日 水曜日

2022年3月、本校5号館1Fの自動加工実習室に
新しく高精度多面加工マシニングセンタを設置しました。

マシニングセンタとは、刃物を自動で交換してフライス・穴あけ・中ぐり・ねじ立てなど複数の加工作業ができる工作機械です。

ロボット電気科2年生は、
この4月からこの工作機械で実習授業を受けています。

この1学期のマシニングセンタ実習風景をご紹介します。

バイスを締める作業です
タッチパネルで操作を行います
モニタ画面からパソコンでプログラミングしたデータを転送します
ドリルで穴あけをしています
完成作品です

新しいマシニングセンタは(5軸X・Y・Z・A・C方向)での加工ができるようになり様々な加工が可能になりました。
実際の現場でも使用されている高精度多面加工マシニングセンタで
様々な加工作業に挑戦しています。

【デザイン科】工業技術基礎 3Dデザインに挑戦

2022年5月13日 金曜日

デザイン科1年生 「工業技術基礎」の授業では
1年間を4期に分け、10名の班で
シルクスクリーン、デッサン、陶芸、Macの4つ分野の
知識と技術を習得しています。

その中でも、Mac班で取り組んだ3Dデザインの生徒作品をご紹介します。

5月11日の授業では、Web上でCADモデリングを行うことができる
無料のオンラインアプリ「Tinker cad」を使って
キャラクターと3Dの空間を作成しました。

デザイン科1年生の生徒にとって
パソコン教室での初回の授業でしたが
生徒たちは集中して取り組むことができていました。
生徒たちには様々な分野のデザイン制作を通じ
技術の幅を広げていってほしいと思います。

生徒作品 その1
生徒作品 その2
【作業画面】
画面の右下に準備されている図形を
作業エリアにドラッグしながら制作していきます。

<生徒の感想>
・初めてパソコンを使ってデザインをしたので難しかったが、形になってくると楽しいと感じられた。
・もっと色んなソフトを使いこなせるようになって、様々なデザインに挑戦してみたい。
・無料のオンラインソフトということなので、家でもやってみたいと思った。

【化学基礎】授業のようす

2022年1月31日 月曜日

中和滴定の実験のようすです。1月25日(水)の化学基礎(工業化学科、デザイン科)の授業でおこないました。

この実験では、食酢の酸度が何%かを求めます。

まずは酸(食酢)に塩基(水酸化ナトリウム水溶液)を滴下して、ちょうど中和するまでに必要な塩基の体積を、実験で求めます。その後、授業で学習した中和の関係式を利用して、計算によって酸度を求める、という流れです。

<実験のようす>

慣れない操作に戸惑いながらも、全ての班で実験データを取ることができました。

実験には危険がつきものです。長い髪は縛る、保護メガネを着用するなど、実験の危険性を理解した上で安全に取り組むことができました。

【デザイン科】課題研究プレゼンテーション

2022年1月21日 金曜日

2022年1月14日、デザイン科3年生による課題研究のプレゼンテーションを行いました。
課題研究の授業では、平面・立体・グラフィックデザインのコースに分かれ、
生徒が各自テーマを決めて1年間制作してきました。

3年生はコンセプトや制作内容、工夫したポイント、完成した上での気づきなどを発表しました。
今回はオンラインでプレゼンテーションができるGoogleスライドを使い、
発表の様子をデザイン科1・2年生の教室にも配信しました。

3年生は、自分でテーマを決め、長い期間デザイン制作を続ける難しさを実感したようでしたが、アルネ津山での展示で、多くの方々に観て頂いたことが自信にもつながったようです。

インテリアのための絵画を制作した、デザイン科3年 中 珠里さんに
課題研究での取り組みについてインタビューをしました。

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コロナ禍の今、何か暮らしを彩るようなものがつくりたいと思い
課題研究では雑貨やインテリア用品に展開できる絵画を描きました。
以前は絵の具で描くことに苦手意識がありましたが
抽象的な絵画には興味があり思い切って取り組んでみることにしました。
マスキングやアクションペインティングといった絵画技法にも挑戦し
全体的にビビッドな色使いでインパクトのある雰囲気で作品を統一させました。
原画を、スマホケース、時計、マグカップ、植木鉢、小物入れなどにも展開しました。

途中アイデアに行き詰まった時は大変でしたが
色々な絵画を観て視野を広げ、自分流の制作につなげていきました。
そして、完成した作品を先生や友人をはじめ色々な方に褒めていただき
大きな達成感を感じることができました。

卒業後は県内のデザイン専門学校でプロダクト系のデザインを学ぶ予定です。
進学先でも、もっと視野を広げ色々な技術に挑戦して
自分らしく制作していきたいです。

デザイン科3年 中 珠里

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▽中さんのプレゼンテーションの様子

▽中さんの作品展示の様子

2年生家庭科授業 高齢者疑似体験

2021年12月24日 金曜日

令和3年12月23日(木) 1校時

車椅子を押す三浦君

生徒の感想 機械科2年 坂本陽色くん

車いす介護体験をしてみて、介助してもらった時はアイマスクをしていたので、自分がどこにいて、どのような道を通っているのかがわからないので、とても怖く、不安でしたが、介助してくれた人から「段差があるよ。」「坂道だからバックで進むよ。」などの声掛けがあったので、安心して乗っておくことができました。介助した時の感想は、介助された時の経験を活かして、たくさん声掛けをしました。終わった後に、「声掛けがあったからあまり怖くなかった。」と言ってもらえたので、声掛けはとても大切なことだなと思いました。車いす介護体験は、良い経験になりました。

疑似体験は、校内廊下1階を1周

先生のコメント 

家庭基礎の授業で高齢者疑似体験を行いました。クラス40人が、「シニア体験チーム」と「車椅子体験チーム」に分かれ、交代して実施しました。 シニア体験は、高齢者の体の不自由さを体験するものです。 ひじと膝にサポーターを取り付けて、曲げにくくしておもりを付けました。白内障を体験できるゴーグルを着け、視界を狭くしました。介助者に助けてもらって階段を上り下りしてみました。手袋をはめて、ページをめくってみたり、小銭の代わりにおはじきをつまんでみたりしました。 車椅子体験は、4人1チームで車いすの介助体験をするものです。車椅子に乗る人は、体感が敏感になるようにアイマスクを着装しました。周りの3人は、常に声掛けをして不安を取り除くようにしました。体育館前のスロープや坂道で、後ろ向きに降りることなどを学びました。 この体験をするために、津山市社会福祉協議会様、勝央町社会福祉協議会様のご協力をいただきました。こころよりお礼申し上げます。

介助者が通路の状況を伝えながら前進する
高齢者疑似体験セットを装着して介助する側とされる側を体験

とても良い経験になったと思います。身の回りの高齢者への思いやりに繋げてください。