岡山県北タウン情報誌「JAKEN」5月号に津山工業高校電子工作部の紹介が掲載されました。電子工作部の活動の様子が写真と共に紹介されています。

岡山県北タウン情報誌「JAKEN」5月号に津山工業高校電子工作部の紹介が掲載されました。電子工作部の活動の様子が写真と共に紹介されています。
第29回つやまロボットコンテスト「埋めつくせ!シャフルパックロボコン」が12月15日(日)に津山市久米総合文化運動公園体育館で開催され、高校生一般の部に23チームが出場しました。岡山県内外から高校8チーム、津山高専4チーム、岡山大学1チーム、一般8チーム、海外2チームの中に私たちロボット電気科3年生のチームも出場しました。
私たち「津工ロボット電気科電子工作部」チームは予選リーグを勝ち抜き、決勝トーナメント4強に残りました。準決勝ではモンワット王工科大学トンプリー校(タイ)と対戦し25対47で惜しくも敗れたものの、3位決定戦で岡山大学ロボット研究会と対戦し40対8で圧勝し3位入賞しました。
高校一般の部の結果は、優勝がモンワット王工科大学トンプリー校(タイ)、2位ロボコンハウス、3位津工ロボット電気科電子工作部、4位岡山大学ロボット研究会でした。昨年まで10連覇していたロボコンハウスが海外チーム破れるなど波乱の試合展開でした。
1年間を振り返って、8月に出場した第32回全国高等学校ロボット競技大会岡山県予選会では、思うような結果を残せなかったことから、「今回こそは」と万全の状態で臨みました。大会中にタイヤが滑るトラブルがありましたが、それを操縦でフォローしながら最後まで戦うことができました。3年間の中で一番思い出に残る大会になりました。
本校には、スクールカウンセラーとして大森浩氏が、月2回(第2、第4の水曜日)に来校され、生徒や保護者、そして先生方の相談にのってくださっています。
また、教員を対象とした研修会も定期的に開催されています。
3月16日(水)は 今年度最後の研修となりました。
生徒の心に届く関わりを築いていくため、教員も勉強を重ねています。
また本校ホームページでは、教育相談室から保護者のみなさんへ向けた「子育てひとくちメモ」を定期的に発信しています。
教育相談室からのお知らせはコチラ
開かれた教育相談室を目指した取り組みです。
ぜひ御覧になってください。
令和4年度の卒業証書授与式を、令和5年3月1日(水)に挙行しました。
卒業証書授与式での校長式辞を紹介します。
式辞
日1日と温かい春へと近づいている兆しが見え、ようやく日差しに春らしい暖かさが感じられるようになりました。この早春の佳き日に、令和4年度岡山県立津山工業高等学校の卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもとより、教職員、在校生、関係者一同にとりましても大変大きな喜びであります。
本来であれば岡山県教育委員会をはじめ御来賓の御臨席のもとで、全く制限のない式典としたいところではありますが、本年度はそれも叶わず、卒業生のマスク着用については若干の緩和をさせていただきましたが、会場規模の関係からご家族1名という制限を設けての開催とさせていただきました。何卒、御理解頂けますようお願い申し上げます。
ただいま、卒業生223名に卒業証書を授与いたしました。卒業生ならびに保護者の皆様、誠におめでとうございます。保護者の皆様には、今、晴れやかに巣立ちいく、お子様の英姿を目にし、幼いころからの生い立ちを思い出されるなど感慨もひとしおのことと存じます。
本年度の卒業生は、わが国でも新型コロナウイルスの感染拡大の兆しが見えたのと時を同じくして、本校に入学してきました。人生の中でも貴重な高校3年間を感染対策のなかで過ごすことになってしまいました。誰も経験したことがない3年間でありました。手探りで感染対策をしながら、世の中のすべての人が不安を抱えて過ごした3年間でありました。多感な時期をこのような環境下で、不安を抱えながらも、ものづくりや資格取得、部活動に取り組み、将来の自分自身の姿を見据えて努力し、それぞれの進路を決定しました。
本校の校章である「アカンサス」は、ヨーロッパ南部を原産地とする植物で、ギリシアの国花、国の花です。古代ギリシア建築のコリント式の円柱にアカンサスの美しい葉の形が装飾化されて彫られたことに由来するアカンサスの花言葉は、「芸術」「技巧」です。このアカンサスの花言葉の通り、卒業生の皆さんの多くは、「ものづくり」の世界を進路先として選びました。そこでは、今まで経験したことがない仕事をしていくことになりますが、最初から上手くいくことは少ないと思います。色々なことで悩むことがあると思いますが、不安だからしっかり事前準備をしなければなりません。不安だから本やインターネットを利用して調べる必要があります。不安だから人に相談する必要があります。不安だから何度も確認をするのです。
日本を代表する大企業である「京セラ」の創業者である稲盛和夫氏は、「世の中に失敗というものはない。チャレンジしているうちは失敗はない。あきらめた時が失敗である。」と言われています。失敗から始まり、試行錯誤しながら改善していき完成させ、より良いものに仕上げていく。これが「ものづくり」の醍醐味であり、面白さです。自分だけ、できないと気を落とす必要はありません。最初は皆同じです。
また、稲盛氏は、「今日の成果は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で決まる。」とも言われています。今年は、10年に1度といわれる寒波が津山に到来し、全国ニュースになるほどの大雪が降りました。そのような状況でも、鶴山公園の桜は、春に向けて準備を着々と進め、やがて一斉に芽吹き、人々を楽しませるために立派な花を咲かせます。卒業生の皆さんも、たいへんな3年間を過ごしましたが、本校で多くのことを身につけ、確実に成長しています。卒業後も、現状に満足することなく努力することで、やがて、美作津山地域を支える人財となって、立派な花を開かせることでしょう。10年後、20年後の活躍に期待しています。
最後に保護者の皆様には、本校教育活動に多大な御支援と御協力を賜り心より感謝申し上げます。お子様の御健康と御活躍を祈念し式辞といたします。
令和5年3月1日
岡山県立津山工業高等学校
校長 高 林 康 徳
津山工業高校2年生は、12月6日(火)〜9日(金)
関東方面で修学旅行を実施します。
期末考査の最終日を迎えた12月1日(木)
2年団での修学旅行結団式を行いました。
校長先生のお話では
「地元津山では見ることのできない環境や文化に触れ見聞を深めてほしい。
各専門科ならではの視点で様々なことを感じ取ってほしい」
「旅行期間中、クラスメイトと寝食をともにする中
お互いの性格や価値観を認め合いながら、コミュニケーション力を高めてほしい」といったお話がありました。
そして引率教員の紹介があった後
・感染対策について
・旅行中の注意事項
などについて説明がありました。
充実した修学旅行となるよう
感染対策をはじめ、集団行動としてのルール・マナーなど
基本的なことを確認し気持ちを引き締めました。
この旅行を通じ学校では学ぶことのできない多くの体験をし
生徒たちが成長して帰ってきてくれることを期待しています!