‘卒業生の方へ’ カテゴリーのアーカイブ

令和4年度卒業生 新生活報告会(ロボット電気科)

2023年5月12日 金曜日

令和5年5月2日(火) ロボット電気科2・3年生

この春に卒業したロボット電気科の先輩が、大型連休を利用し本校に来てくれました。社会人となった6名の先輩の話を興味深く聞くことができました。

訪れてくれた先輩方の会社を紹介します。

(有)レックデザイン 2名、 (株)中電工 1名、(株)きんでん1名

JFEプラントエンジ(株) 1名 トヨタ自動車(株) 1名

卒業生のはなし

話の内容:①所属部署と現在勤務地 ②どんな高校生活でしたか ③就職試験について ④入社準備 ⑤新入社員研修内容 ⑥現在の仕事内容 ⑦会社の雰囲気 ⑧アドバイス。

在校生の皆さん、先輩の話はいかがでしたか。「メモをとる習慣」「油断は禁物」「学校で習ったことが基礎」「真面目に話を聞くこと」など、卒業後の自分に備える良いヒントを頂きました。今後の学校生活に活かしていきましょう。

教育実習はじまる

2022年6月3日 金曜日

5月30日(月)~6月17日(金)

教育実習生  島崎光里先生 大阪産業大学4年(工業化学科平成30年度卒)

新科目「公共」の授業 工業化学科1年生教室

Q1 津工生の時はどのような生活でしたか?

 部活動(剣道部)が中心の生活でしたが、学校の先生やいろんな人と楽しく過ごしていました。

Q2 大学ではどのようなことを学んでいますか?

 高校とは違って経営学を学んでいます。中でもゼミ活動で、企業との共同研究で商品開発をしたり、SNSの広報活動を提案しています。

Q3 将来(大学卒業後)の進路は?

 一般企業に就職をしてその後、教員採用試験を受けて教員になりたいです。

Q4 授業の感想をおしえて下さい。

 今年から変わった「公共」の授業だったので、すべて一から考えていくのがとても苦労しました。興味をひかせるためにはどうしたらよいかなど考えて、生徒が関心を持つような授業をつくりました。

板書している島崎先生

 クラスは、工業化学科1年生を担当されています。3週間頑張ってください。

創立80周年式典 校長式辞

2021年11月9日 火曜日

創立80周年記念式典 校長式辞

 那岐連邦からの風に冬の訪れを感じる今日のよき日、岡山県教育委員会をはじめ、御来賓の皆様、同窓会、保護者の皆様の御臨席を賜り、岡山県立津山工業高等学校創立80周年記念式典を挙行できますことは、本校にとりましてこの上ない喜びであり、厚く御礼申し上げます。この記念すべき日を迎えることができましたのも、ひとえに創立以来本校の教育に御支援・御協力いただきました、教育関係者の皆様、地域の皆様、保護者の皆様、また、これまで本校の教育を支えてこられました歴代の校長先生をはじめ多くの教職員の皆様、そして何よりも努力を積み重ねた卒業生の皆さんのおかげであると心から感謝申し上げます。

 さて、本校は、1941年(昭和16年)に、美作地域の方々の強い願いと、津山市の大きな支援により、県北の工業教育の拠点校として、土木科と建築科からなる、岡山県津山工業学校と称して開校しました。1948年(昭和23年)には、岡山県立津山工業高等学校と改称され、以来、学科の増設、校名変更、学科改編等、幾多の変遷をたどりながら発展してきました。創立以来「至誠貫行」を校訓とし、80年の歴史と伝統を積み重ね、22,570名の卒業生は、地域の核としてだけではなく、国の内外で大いに活躍されています。

 校訓「至誠貫行」は、第9代大島校長の時代に「生徒教養の目標」として、「誠実は、人間の中にある最高の善である。自己を向上させていくためには己の行為が誠実さをもってつらぬかれていなければならない。誠実な行為は、人間に勇気を与えるばかりでなく、他人の心を浄化する。」と平易な言葉で説かれています。本年80周年を迎えるにあたり、この校訓を刻んだ石碑を、同窓会から寄贈いただきました。毎朝登校時に、全ての生徒・教職員の目に触れる正門入ったところすぐ左側に設置されています。同窓会の皆様、ありがとうございました。

 ここ10年を振り返ってみますと、平成22年にデザイン科、平成30年には国内唯一の学科であるロボット電気科を新設、それに伴い新たなキャッチフレーズを「チェンジ チャレンジ テクノロジー」とし、「時代の変化に対応できる、成長し続ける工業高校」を目指し取り組んでいるところです。現在は、建築・土木・機械・工業化学・デザイン・ロボット電気の6つの学科において、将来のスペシャリストとしての専門的な知識や技術を学ぶとともに、ものづくりコンテストへの参加や、資格取得にも取り組んでいます。令和元年11月に開催された「高校生ものづくりコンテスト全国大会木材加工部門」では、岡山県初となる優勝を果たすことができました。部活動においても、弓道部や剣道部、ラグビー部、スキー部等で全国大会出場を果たすなど、活発に活動しています。また、地域学の一環として、津山市・真庭市・美作市に生徒が出向き、地域の小学生・幼稚園児たちに、ものづくりの楽しさを伝える活動「津工オープンファクトリー」や「ものづくり講座」を行う出前授業、「木のぬくもり実感事業」として幼稚園の遊具の製作や修繕を行うといった取組を進めています。さらに近年では、地域の伝統を受け継ぐ金属加工を営む企業が集まる「ステンレスネット」との協働など、地域との連携を密に、心豊かで地域を愛し、地域を担う生徒の育成にも取り組んでいるところです。

 さて、在校生の皆さん、皆さんは津山工業高等学校80周年の記念すべき式典に巡り合うという幸運に恵まれました。この式典は、津山工業高等学校の歴史を再認識し、志を新たにする絶好の機会であると考えます。社会や地域の期待に応えるべく、懸命に知識や技術を磨き、心身を鍛えようと切磋琢磨した先輩たちの気概を継承し、津山工業高等学校の生徒としての誇りと自信をもって精進してください。本校の新しい歴史は、皆さん一人一人が創り上げていくのです。

 本校での学びが、今後社会人として生きる皆さんにとり、社会の変化に対応していく力、進路を切り開いていく力を育むものであるとともに、社会の持続的発展を担う人材の育成につながるものでありたいと考えております。また、地域との協働を一層充実させ、地域を支えるものづくり、人づくりを推進する学校であることが本校の重要な使命であると考えます。

 80周年の節目に本校の使命を再認識し、長き歴史と伝統を礎に、県北の工業教育の中核的存在として、なお一層の教育実践に努めていくことをお誓い申し上げますとともに、今後とも本校教育推進のために、皆様方の一層の御指導・御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 最後になりましたが、本校の発展にお力添えをいただきました、岡山県並びに県教育委員会をはじめ、歴代の校長先生方、教職員・同窓生・保護者の皆様、そして御支援・御協力を賜りました地元津山市及び周辺自治体、地元企業や地域の皆様に、衷心より御礼申しあげます。今後とも本校への変わらぬ御指導、御支援を賜りますよう、お願い申し上げまして、式辞といたします。

  令和3年11月7日

                岡山県立津山工業高等学校 校長 山口徹尚

創立80周年記念式典・記念講演会を挙行しました

2021年11月9日 火曜日

令和3年(2021年)津山工業高等学校は創立80周年を迎えました。

そして、令和3年11月7日(日)、創立80周年記念式典および記念講演会を本校新体育館で挙行しました。

約60名の来賓の皆様の御臨席を賜るとともに、全校生徒・教職員が出席し、執り行いました。

校長式辞
生徒代表挨拶
新型コロナウイルス感染症予防対策のため、1・2年生はHR教室でオンライン配信を視聴しながらの開催となりました。

式典後の記念講演会では、
就実大学人文科学部総合歴史学科 特任教授 小西 伸彦先生と
岡山県立勝山高等学校 校長 池田 浩規先生を講師にお迎えし、
『 作州鉄道ものがたり』と題して、講演を頂きました。


サプライズゲストとして機械科の山本清一先生が登場!
山本先生が津山工業生だった頃の通学定期を拝見しました。
蒸気機関車が走っていた当時の話もうかがいました。
お二人のお話からは、鉄道を通じた
地域への深い愛着が感じられました。

鉄道がどのような意味を持って時代をリードしてきたか
考えさせられる講演となりました。

津山の面白さをさらに探求し、地元への誇りを持って、今後も発展し続けてほしいという、津山工業生へのメッセージが伝わってきました。
先生方、本当にありがとうございました!

この日に合わせて80周年記念誌が発刊されました。
本校に所縁のある方々から寄せられた回顧録などが刻まれています。

また、回顧展が本校 計測実習室にて行われています。
70周年からの10年を中心とした、学校行事や部活動の様子・業績などを紹介しています。
今年6月29日、生徒会執行部の生徒が開封した、30年前のタイムカプセルの中身も展示されています。
タイムカプセル開封の様子

「回顧展」※一般公開はしておりません。
日程:2021年11月7日(日)~9日(火)
場所:津山工業高等学校 計測実習室

卒業証書授与式を行いました

2019年3月6日 水曜日

3月1日(金)に卒業証書授与式を行いました。

高校卒業おめでとうございます。
それぞれ皆さんは様々な道へ歩んでゆくことになりますね。
初めてのことも多く、戸惑うことも多いでしょうが、高校生活で学んだ事を糧に頑張っていってください。
応援しています。

津山工業高校教職員一同より