‘学校行事’ カテゴリーのアーカイブ

3学期終業式を行いました

2023年3月24日 金曜日

令和5年3月20日(月)、終業式を行いました。
今回も新型コロナウイルス感染症対策のため、
Meetを使いライブ配信しました。

校長式辞は、自己管理と責任の重要性について触れる内容でした。
また、生徒課からは春休み中にけじめのある生活を送るためのお話がありました。
生徒の皆さん、次年度をさらに飛躍の一年にするために、春休み中に今後の目標を取り組みをそれぞれ考えておきましょう。

終業式での校長式辞をご紹介します。

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令和4年度3学期 終業式式辞

 今日で、令和4年度の学校生活が終わります。この1年間を振り返ってみると、今までにない人数が新型コロナウイスに感染した第8波などもあり、まだまだ新型コロナウイルスに翻弄された1年間でした。そのような中でも、校内では峰南祭体育の部文化の部2年生の修学旅行など、また、校外では部活動の大会など、いくらかの制限があるなかでしたが、かなり通常の学校生活を取り戻してきた1年間でした。最近では、感染者数が減少し社会的状況が落ち着き、収束の兆しが見え始めたことから、マスクの自由化や行動規制の緩和など、5月8日の2類から5類への移行に向けての動きがありました。

 ただ、ここで考えておいて欲しいことがあります。
 いろいろなことに個人の自由度があるということは、一人一人の自己管理と責任がより重要になるということです。
「人間を自由にできるのは、人間の理性だけである。人間の生活は、理性を失えば失うほどますます不自由になる。」
これは、ロシアの小説家であり思想家でもあるトルストイの言葉です。
例えば、マスクのことで言うと、すべての場面でマスクが不要ということではなく、医療機関や高齢者施設を訪問したり、通勤通学ラッシュ時に公共交通機関を利用したりする場合などは、今まで通りマスクの着用が推奨されています。着脱を個人の判断に任せられるということは、その場面ごとに自分自身の行動について責任を負うということです。
正しい判断ができなければ、また制限がある生活に戻る可能性も十分あります。

このことは、普段の学校生活でも同じことが言えます。
皆さんは、それぞれ目標をもって本校に入学して来ました。しかし、その目標は人によってさまざまです。自分だけ自由にできて目標を達成できればいいというわけにはいきません。
「TPO」という言葉を聞いたことがあると思いますが、「時」と「場所」と「場合」によって、今どのように行動しなければならないか、今どのような服装をしないといけないか、今どのような言葉を使うべきなのかなど、個人個人が正しく判断し行動する必要があります。
TPOをわきまえた行動ができなければ、全員が許容できる範囲での過ごしやすい生活はできません。そうすると、いろいろなルールが作られ制限を受けながら生活しなければならなくなります。TPOをわきまえることは、社会人として必要な素養ですが、一足飛びに身につくものではありません。

2年生はあと1年間、1年生はあと2年間で社会人として必要な素養を身に付ける必要があります。4月から新しい学年での生活が始まります。社会人としての責任を果たせるようになるための目標や取組をそれぞれ考えておいて欲しいと思います。
来年度、津山工業高校生徒諸君が大いに飛躍できることを期待し、式辞といたします。

令和5年3月20日
岡山県立津山工業高等学校
校長 高林 康徳

第3学期収納式を行いました

2023年3月24日 金曜日

令和5年3月20日(月)収納式を行いました。

コロナ禍でも日々の努力を積み重ね、
様々な部活動やコンクールで成果を挙げた生徒たちが出席しました

今回は全国大会への出場が決まった生徒たちの功績を讃えることもできました。

壮行式の様子はコチラ

***令和4年度第3学期収納式 収納一覧***
【スキー競技部】
■第30回中国高等学校新人スキー大会
男子総合成績の部 第6位
男子スラローム競技 第2位 工業化学科1年 湯浅 由規
男子ジャイアントスラローム競技 第5位 工業化学科1年 湯浅 由規

■特別国民体育大会冬季大会スキー競技会岡山県選手選考会 
少年男子の部
第1位 工業化学科1年 湯浅 由規
第3位 土木科1年 吉澤 雷斗

■第61回岡山県高等学校総合体育大会(スキー競技)
男子総合成績の部 優勝
男子スラローム競技
第2位 工業化学科1年 湯浅 由規
第3位 機械科1年  曲  凌太 

男子ジャイアントスラローム競技
第2位 工業化学科1年 湯浅 由規
第3位 土木科1年 吉澤 雷斗

【柔道部】
■第45回全国高等学校柔道選手権大会岡山大会
男子個人60kg級 第1位 土木科2年 畑 蓮聖
女子個人    第3位 建築科1年 杉岡 麻衣

【土木科】
■第39回中国地区高等学校土木系製図コンテスト
2年生の部 銅 賞  土木科2年 難波 龍馬

卒業証書授与式を挙行しました

2023年3月8日 水曜日

2023年3月1日(水)、卒業証書授与式を行い
223名の生徒が無事に卒業いたしました。

昨年度に引き続き、感染症対策ため来賓や1、2年生の参加はなく、
卒業生、教職員、そして各家庭からお一人ずつの保護者が
参加する形式で行いました。

校長式辞では、成長した生徒たちへの賛辞と激励の言葉が送られました。
校長式辞の詳細はコチラ

副会長による送辞では、これまでの伝統を立派に引き継いでいく誓いが表明されました。
新副会長にとって、初めての大仕事でしたが、落ち着いた態度で立派に臨むことができました!

旧生徒会長による答辞では、これまでの学校生活を振り返りながら、先生方や家族に向けた感謝の気持ちが丁寧に贈られました。

卒業式終了後、3年学年主任から保護者の方に向けて、本校教育活動に多くの御理解と御協力を頂いたことへの感謝が伝えられました。

今年度の卒業生たちは、コロナ禍で大変な高校生活を過ごしましたが
卒業式では、3年間でしっかりと成長した姿を見せてくれました。
参加者それぞれが激励の言葉や感謝の気持ちを伝え合う
心温まる卒業式になりました!

卒業証書授与式 校長式辞

2023年3月8日 水曜日

令和4年度の卒業証書授与式を、令和5年3月1日(水)に挙行しました。
卒業証書授与式での校長式辞を紹介します。

式辞

日1日と温かい春へと近づいている兆しが見え、ようやく日差しに春らしい暖かさが感じられるようになりました。この早春の佳き日に、令和4年度岡山県立津山工業高等学校の卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもとより、教職員、在校生、関係者一同にとりましても大変大きな喜びであります。
本来であれば岡山県教育委員会をはじめ御来賓の御臨席のもとで、全く制限のない式典としたいところではありますが、本年度はそれも叶わず、卒業生のマスク着用については若干の緩和をさせていただきましたが、会場規模の関係からご家族1名という制限を設けての開催とさせていただきました。何卒、御理解頂けますようお願い申し上げます。

ただいま、卒業生223名に卒業証書を授与いたしました。卒業生ならびに保護者の皆様、誠におめでとうございます。保護者の皆様には、今、晴れやかに巣立ちいく、お子様の英姿を目にし、幼いころからの生い立ちを思い出されるなど感慨もひとしおのことと存じます。

本年度の卒業生は、わが国でも新型コロナウイルスの感染拡大の兆しが見えたのと時を同じくして、本校に入学してきました。人生の中でも貴重な高校3年間を感染対策のなかで過ごすことになってしまいました。誰も経験したことがない3年間でありました。手探りで感染対策をしながら、世の中のすべての人が不安を抱えて過ごした3年間でありました。多感な時期をこのような環境下で、不安を抱えながらも、ものづくりや資格取得、部活動に取り組み、将来の自分自身の姿を見据えて努力し、それぞれの進路を決定しました。

 本校の校章である「アカンサス」は、ヨーロッパ南部を原産地とする植物で、ギリシアの国花、国の花です。古代ギリシア建築のコリント式の円柱にアカンサスの美しい葉の形が装飾化されて彫られたことに由来するアカンサスの花言葉は、「芸術」「技巧」です。このアカンサスの花言葉の通り、卒業生の皆さんの多くは、「ものづくり」の世界を進路先として選びました。そこでは、今まで経験したことがない仕事をしていくことになりますが、最初から上手くいくことは少ないと思います。色々なことで悩むことがあると思いますが、不安だからしっかり事前準備をしなければなりません。不安だから本やインターネットを利用して調べる必要があります。不安だから人に相談する必要があります。不安だから何度も確認をするのです。

▲本校校章のモチーフ「アカンサス」

「アカンサス」の紹介記事はコチラ

 日本を代表する大企業である「京セラ」の創業者である稲盛和夫氏は、「世の中に失敗というものはない。チャレンジしているうちは失敗はない。あきらめた時が失敗である。」と言われています。失敗から始まり、試行錯誤しながら改善していき完成させ、より良いものに仕上げていく。これが「ものづくり」の醍醐味であり、面白さです。自分だけ、できないと気を落とす必要はありません。最初は皆同じです。
また、稲盛氏は、「今日の成果は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で決まる。」とも言われています。今年は、10年に1度といわれる寒波が津山に到来し、全国ニュースになるほどの大雪が降りました。そのような状況でも、鶴山公園の桜は、春に向けて準備を着々と進め、やがて一斉に芽吹き、人々を楽しませるために立派な花を咲かせます。卒業生の皆さんも、たいへんな3年間を過ごしましたが、本校で多くのことを身につけ、確実に成長しています。卒業後も、現状に満足することなく努力することで、やがて、美作津山地域を支える人財となって、立派な花を開かせることでしょう。10年後、20年後の活躍に期待しています。

 最後に保護者の皆様には、本校教育活動に多大な御支援と御協力を賜り心より感謝申し上げます。お子様の御健康と御活躍を祈念し式辞といたします。

令和5年3月1日

岡山県立津山工業高等学校

                         校長  高 林 康 徳

同窓会入会式・表彰式・卒業式予行を行いました

2023年3月8日 水曜日

2023年2月28日(火)、津山工業高等学校では
同窓会入会式・表彰式・卒業式予行を行いました。

同窓会入会式では同窓会長竹内佑宜様より御祝辞を頂き
卒業生を同窓生として歓迎して頂きました。
これから卒業生たちには、同窓会員の方々と一緒に津山工業を見守り支えてもらいたいと思います。

表彰式では3年生を対象に学内外の様々な場面で
大きな成果を挙げた生徒が表彰されました。

卒業式予行では起立・礼のタイミングや入退場を確認し
思い出に残る清々しい卒業式となるよう準備をしました。