２０２１年３月１９日、津山工業高校では収納式・表彰式を行いました。
こういった成果を励みに、これからの活動も頑張ってください！

２０２１年３月１９日、津山工業高校では３学期終業式を行いました。
今年はもう学内の桜が咲き始めています。

これから迎える春休みは、
やるべきことにきちんと取り組みながら、
「こうしよう」「やってみよう」という思いで、
自分の将来に向き合い行動に起こしていきましょう。

今回の終業式も、新型コロナウイルス感染症対策のため、HRで放送により行いました。
校長からの式辞を紹介します。

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３学期　終業式 式辞

皆さんおはようございます。校長の山口です。
本日は、令和２年度、最後の一日となりました。皆さんにとって、この１年はどのようなものだったでしょうか。自らが立てた目標が達成できたでしょうか。
振り返ってみますと、私たちだけでなく、世界中が新型コロナウイルスに翻弄された１年間でした。４月２０日から５月３１日までの２６日間が臨時休校となり、夏休みが２４日間短縮されました。

皆さんが楽しみにしていた修学旅行は延期、峰南祭などの学校行事は、形を変えての実施となりました。スポーツや文化の大会やものづくり大会もその多くが中止となってしまいました。

昨日のニュースでは、現在首都圏４都県に発令中の緊急事態宣言を３月２１日の期限で解除することが報じられていますが、新たな感染者数も下げ止まっており、本県でも少数ですが、毎日新規感染者が報告されるなど、まだまた予断を許さない状況が続いています。引き続き、マスクの着用や手指消毒、三密を避けた行動様式などは、不可欠なものとなっています。

しかしながら、現在様々なところで、新年度の、行事や大会等のあり方が検討されており、感染症予防対策をきちんととったうえで、できるだけ実施する方向で検討がすすんでいるようです。本校でも、この年１年は、このように放送による始業式・終業式を行いましたが、新年度からは、感染症予防対策を講じたうえで、できることはやっていきたいと考えているところです。

さて、１学期の始業式の際、「自主的」という言葉と「主体的」という言葉、この二つの似た言葉の意味の違いは何でしょうか、という話をしたと思います。覚えているでしょうか。復習をしますと、「自主的」とは、既にやることが決まっていることや、しなければならないことを、先生や親に言われる前に自分から取り組むことをいいます。

対して、「主体的」とは、自分ですることを考え、自分で決定し取り組むことをいいます。自主的よりレベルの高い取り組みです。
明日からの春休みには、各教科から宿題がだされると思います。この宿題に対しては、「自主的」に取り組んでもらいたいと思います。

次に「主体的」に取り組んで欲しいことをお話します。
２年生の皆さんは、１年と半月後、自分がどこで何をしているのか、イメージできるでしょうか。１年生の皆さんは２年と半月後のことです。皆さんの進路決定には、担任や進路指導の先生方のアドバイスや、保護者の方の意見やアドバイスが当然影響してきます。しかしならが、最終的に決定をするのは、自分自身です。そのことを自覚して欲しいと思います。そして是非、自分の進路について考えを巡らせて欲しいと思います。自分にはどのような進路の選択肢があるのか、自分は何がしたいのか、何ができるのか、そのためにどのような事を準備しておくことが必要なのか、等々。本年度はインターシップや企業見学が、あまりできませんでしたが、資料を取り寄せたり、インターネットで情報収集するなど、出来ることはたくさ んあると思います。時間が十分あるこの時期にこそ、是非「主体的」に取り組んで欲しいと思います。

津山工業高等学校　校長　山口徹尚