‘授業風景’ カテゴリーのアーカイブ

【デザイン科】課題研究プレゼンテーション

2022年1月21日 金曜日

2022年1月14日、デザイン科3年生による課題研究のプレゼンテーションを行いました。
課題研究の授業では、平面・立体・グラフィックデザインのコースに分かれ、
生徒が各自テーマを決めて1年間制作してきました。

3年生はコンセプトや制作内容、工夫したポイント、完成した上での気づきなどを発表しました。
今回はオンラインでプレゼンテーションができるGoogleスライドを使い、
発表の様子をデザイン科1・2年生の教室にも配信しました。

3年生は、自分でテーマを決め、長い期間デザイン制作を続ける難しさを実感したようでしたが、アルネ津山での展示で、多くの方々に観て頂いたことが自信にもつながったようです。

インテリアのための絵画を制作した、デザイン科3年 中 珠里さんに
課題研究での取り組みについてインタビューをしました。

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コロナ禍の今、何か暮らしを彩るようなものがつくりたいと思い
課題研究では雑貨やインテリア用品に展開できる絵画を描きました。
以前は絵の具で描くことに苦手意識がありましたが
抽象的な絵画には興味があり思い切って取り組んでみることにしました。
マスキングやアクションペインティングといった絵画技法にも挑戦し
全体的にビビッドな色使いでインパクトのある雰囲気で作品を統一させました。
原画を、スマホケース、時計、マグカップ、植木鉢、小物入れなどにも展開しました。

途中アイデアに行き詰まった時は大変でしたが
色々な絵画を観て視野を広げ、自分流の制作につなげていきました。
そして、完成した作品を先生や友人をはじめ色々な方に褒めていただき
大きな達成感を感じることができました。

卒業後は県内のデザイン専門学校でプロダクト系のデザインを学ぶ予定です。
進学先でも、もっと視野を広げ色々な技術に挑戦して
自分らしく制作していきたいです。

デザイン科3年 中 珠里

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▽中さんのプレゼンテーションの様子

▽中さんの作品展示の様子

2年生家庭科授業 高齢者疑似体験

2021年12月24日 金曜日

令和3年12月23日(木) 1校時

車椅子を押す三浦君

生徒の感想 機械科2年 坂本陽色くん

車いす介護体験をしてみて、介助してもらった時はアイマスクをしていたので、自分がどこにいて、どのような道を通っているのかがわからないので、とても怖く、不安でしたが、介助してくれた人から「段差があるよ。」「坂道だからバックで進むよ。」などの声掛けがあったので、安心して乗っておくことができました。介助した時の感想は、介助された時の経験を活かして、たくさん声掛けをしました。終わった後に、「声掛けがあったからあまり怖くなかった。」と言ってもらえたので、声掛けはとても大切なことだなと思いました。車いす介護体験は、良い経験になりました。

疑似体験は、校内廊下1階を1周

先生のコメント 

家庭基礎の授業で高齢者疑似体験を行いました。クラス40人が、「シニア体験チーム」と「車椅子体験チーム」に分かれ、交代して実施しました。 シニア体験は、高齢者の体の不自由さを体験するものです。 ひじと膝にサポーターを取り付けて、曲げにくくしておもりを付けました。白内障を体験できるゴーグルを着け、視界を狭くしました。介助者に助けてもらって階段を上り下りしてみました。手袋をはめて、ページをめくってみたり、小銭の代わりにおはじきをつまんでみたりしました。 車椅子体験は、4人1チームで車いすの介助体験をするものです。車椅子に乗る人は、体感が敏感になるようにアイマスクを着装しました。周りの3人は、常に声掛けをして不安を取り除くようにしました。体育館前のスロープや坂道で、後ろ向きに降りることなどを学びました。 この体験をするために、津山市社会福祉協議会様、勝央町社会福祉協議会様のご協力をいただきました。こころよりお礼申し上げます。

介助者が通路の状況を伝えながら前進する
高齢者疑似体験セットを装着して介助する側とされる側を体験

とても良い経験になったと思います。身の回りの高齢者への思いやりに繋げてください。

【科学と人間生活】授業風景

2020年9月24日 木曜日

 先週、1年生全クラスの理科「科学と人間生活」の授業で、銅を金色にする実験を行いました。

 金色は人々を魅了する色です。人類は「金」を求めて、5000年以上も前から探究を続けてきました。金は非常にさびにくい金属であり、いつまでもさびずに輝き続けることから、不老不死のための物質として錬金術師をも魅了してきました。

 今回は本物の金ではありませんが、銅Cuと亜鉛Znの合金である「黄銅」という金属を作りました。真ちゅうやブラスともよばれ、5円玉や金管楽器などに使われている金属ですね。

ガスバーナーのつけ方は、中学校でも学習しました。
保護メガネを着用して、溶液を加熱している様子。
銅板を溶液に入れます。
見にくいですが、銅板が亜鉛メッキによって銀色になりました。炎であぶると…
生徒によれば、しゃぶしゃぶのようにあぶるのがポイントだそうです。
きれいな金色に仕上がりました。上出来です。
しっかり記録をとっていました。

 

 実験・実習を楽しむためには、その前提となる知識が必要です。授業を通してしっかり学んでいきましょう。