‘授業風景’ カテゴリーのアーカイブ

2年生家庭科授業 高齢者疑似体験

2021年12月24日 金曜日

令和3年12月23日(木) 1校時

車椅子を押す三浦君

生徒の感想 機械科2年 坂本陽色くん

車いす介護体験をしてみて、介助してもらった時はアイマスクをしていたので、自分がどこにいて、どのような道を通っているのかがわからないので、とても怖く、不安でしたが、介助してくれた人から「段差があるよ。」「坂道だからバックで進むよ。」などの声掛けがあったので、安心して乗っておくことができました。介助した時の感想は、介助された時の経験を活かして、たくさん声掛けをしました。終わった後に、「声掛けがあったからあまり怖くなかった。」と言ってもらえたので、声掛けはとても大切なことだなと思いました。車いす介護体験は、良い経験になりました。

疑似体験は、校内廊下1階を1周

先生のコメント 

家庭基礎の授業で高齢者疑似体験を行いました。クラス40人が、「シニア体験チーム」と「車椅子体験チーム」に分かれ、交代して実施しました。 シニア体験は、高齢者の体の不自由さを体験するものです。 ひじと膝にサポーターを取り付けて、曲げにくくしておもりを付けました。白内障を体験できるゴーグルを着け、視界を狭くしました。介助者に助けてもらって階段を上り下りしてみました。手袋をはめて、ページをめくってみたり、小銭の代わりにおはじきをつまんでみたりしました。 車椅子体験は、4人1チームで車いすの介助体験をするものです。車椅子に乗る人は、体感が敏感になるようにアイマスクを着装しました。周りの3人は、常に声掛けをして不安を取り除くようにしました。体育館前のスロープや坂道で、後ろ向きに降りることなどを学びました。 この体験をするために、津山市社会福祉協議会様、勝央町社会福祉協議会様のご協力をいただきました。こころよりお礼申し上げます。

介助者が通路の状況を伝えながら前進する
高齢者疑似体験セットを装着して介助する側とされる側を体験

とても良い経験になったと思います。身の回りの高齢者への思いやりに繋げてください。

【科学と人間生活】授業風景

2020年9月24日 木曜日

 先週、1年生全クラスの理科「科学と人間生活」の授業で、銅を金色にする実験を行いました。

 金色は人々を魅了する色です。人類は「金」を求めて、5000年以上も前から探究を続けてきました。金は非常にさびにくい金属であり、いつまでもさびずに輝き続けることから、不老不死のための物質として錬金術師をも魅了してきました。

 今回は本物の金ではありませんが、銅Cuと亜鉛Znの合金である「黄銅」という金属を作りました。真ちゅうやブラスともよばれ、5円玉や金管楽器などに使われている金属ですね。

ガスバーナーのつけ方は、中学校でも学習しました。
保護メガネを着用して、溶液を加熱している様子。
銅板を溶液に入れます。
見にくいですが、銅板が亜鉛メッキによって銀色になりました。炎であぶると…
生徒によれば、しゃぶしゃぶのようにあぶるのがポイントだそうです。
きれいな金色に仕上がりました。上出来です。
しっかり記録をとっていました。

 

 実験・実習を楽しむためには、その前提となる知識が必要です。授業を通してしっかり学んでいきましょう。