2022年1月14日、デザイン科3年生による課題研究のプレゼンテーションを行いました。
課題研究の授業では、平面・立体・グラフィックデザインのコースに分かれ、
生徒が各自テーマを決めて1年間制作してきました。
3年生はコンセプトや制作内容、工夫したポイント、完成した上での気づきなどを発表しました。
今回はオンラインでプレゼンテーションができるGoogleスライドを使い、
発表の様子をデザイン科1・2年生の教室にも配信しました。
3年生は、自分でテーマを決め、長い期間デザイン制作を続ける難しさを実感したようでしたが、アルネ津山での展示で、多くの方々に観て頂いたことが自信にもつながったようです。
ミニチュア模型製作 地域活性化のための
グッズデザイン絵本製作 保育壁面
インテリアのための絵画を制作した、デザイン科3年 中 珠里さんに
課題研究での取り組みについてインタビューをしました。
**********************************************************
コロナ禍の今、何か暮らしを彩るようなものがつくりたいと思い
課題研究では雑貨やインテリア用品に展開できる絵画を描きました。
以前は絵の具で描くことに苦手意識がありましたが
抽象的な絵画には興味があり思い切って取り組んでみることにしました。
マスキングやアクションペインティングといった絵画技法にも挑戦し
全体的にビビッドな色使いでインパクトのある雰囲気で作品を統一させました。
原画を、スマホケース、時計、マグカップ、植木鉢、小物入れなどにも展開しました。
途中アイデアに行き詰まった時は大変でしたが
色々な絵画を観て視野を広げ、自分流の制作につなげていきました。
そして、完成した作品を先生や友人をはじめ色々な方に褒めていただき
大きな達成感を感じることができました。
卒業後は県内のデザイン専門学校でプロダクト系のデザインを学ぶ予定です。
進学先でも、もっと視野を広げ色々な技術に挑戦して
自分らしく制作していきたいです。
デザイン科3年 中 珠里
**********************************************************
▽中さんのプレゼンテーションの様子

▽中さんの作品展示の様子


