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【デザイン科】全国統計グラフコンクール佳作!

2022年12月27日 火曜日

第70回統計グラフ全国コンクール 第5部:高等学校以上の生徒・学生及び一般の部(主催:公益財団法人 統計情報研究開発センター)にて、デザイン科2年福田 心愛さんの作品が見事佳作を受賞しました!

6部門に全国から20,343作品の応募がある中、第一次・第二次審査を経た168作品の中での受賞となりました。

統計グラフ全国コンクール 入賞作品紹介公式サイト

第70回統計グラフ全国コンクール
第5部:高等学校以上の生徒・学生及び一般の部
佳作
「気づかないだけで受けている?!身近なハラスメント」
デザイン科 2年 福田 心愛

今回の受賞を受けた、福田さんへのインタビューを紹介します。
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○制作にあたっての工夫
統計グラフの制作は「デザイン技術」の授業で取り組みました。
見る側の目をひくために使う色は多く、全体がまとまるように構成しました。図やグラフは単色でそのまま塗るのではなく、グラデーションにしたり形を変えたり工夫をし、イラストにも力を入れて描きました。

○受賞した感想
岡山県統計グラフコンクールの受賞式では司会の方から作品について褒めてもらったり、また終わった後からも他の受賞者の方からお祝いの言葉をもらったりと、とても嬉しかったです。今回受賞できたのは自分だけの力ではなく先生方の協力もあったからだと思います。

○今後の制作への意気込み
制作に入る前、どのような構成・配色にするかを紙に書き出してアイデアを固めていく、その工程が大切だと思いました。配色を考えるときに色相・明度・彩度にも気をつけました。次の課題などを制作していくときにこの経験を生かして頑張っていきたいです。
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デザイン制作には、見る側の立場に立って課題解決方法を考え、
適切に表現していく力が求められます。

福田さんは「ハラスメント」という難しい社会問題を分かりやすく伝えるため
アイデアスケッチやレイアウトの行程にしっかり取り組みました。
また、レタリングや色彩構成などこれまで授業で習った技法を用いて
アクリルガッシュで丁寧に着色しました。
特に、視認性にはこだわって仕上げていました。

暑かった夏休みの期間も実習室でコツコツと制作をした成果が
見事今回の受賞に結びつきました!

【デザイン科】デザイン科紹介展2022 御礼

2022年12月27日 火曜日

デザイン科紹介展を津山市立文化展示ホールで2022年12月24日(土)、25日(日)に行いました。
地域の皆様や本校関係者の方々など
計132名に御来場をいただき
生徒たちの日頃の成果を御覧いただくことができました。
ありがとうございました!

津山朝日新聞によるweb記事掲載はこちら(12/25付)

このDMのメインビジュアルはデザイン科3年生の生徒が制作しました。
デザイン科の生徒の多彩な個性を表現するため、
カラフルな色づかいにしています。

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↓展示を終えたデザイン科3年生のコメントです。
「色んな人に作品を見てもらえて嬉しい」
「一人ひとりのお客さんが作品をじっくり見てくれて嬉しかった」
「実際に自分の作った作品が人の目に触れてドキドキワクワク!感動しました!」
「人に作品を見てもらえる機会が少なかったので、見てもらえて嬉しい」
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デザイン科の授業で制作した作品を
地域の多くの方に御覧いただき、次につながる大きな励みになりました!

[硬式野球部]冬の地域貢献活動を行いました

2022年12月23日 金曜日

12月23日(金) 硬式野球部は、朝7時30分頃から学校から津山駅までランニングをしながら雪かきを行いました。

この時期の地域貢献活動は、例年ゴミ拾いを行っているのですが、今日は朝から雪が降り積もっており、 予定を変更して 、皆が滑らないよう歩道の雪かきを行いました。

サンタのコスプレやトナカイのかぶり物など、クリスマスにちなんだ衣装の生徒や顧問もいました。

地域の方々から励ましの声をいただき、参加した部員たちは達成感に満ちた表情をしていました。

津山市民の皆様に素敵なクリスマスがやってきますように。

RSKラジオに土木科参戦!

2022年12月23日 金曜日

 12月20日(火)にRSKラジオの「きらりと光る!おかやまの工業高校生」という番組の収録があり、本校土木科3年大林 健人 君と花房 汰一 君の2名が収録に挑みました。

この番組は、地元岡山で「工業」を学ぶ工業高校生の活躍の紹介を通じて、企業と工業高校をつなげるとともに、中学生の進路選択に対して工業高校の魅力を伝えることも目的としています。

ラジオ収録を終えて

大林

「ラジオ放送の収録は初めてで、「カミカミ王子」の称号を与えられる危機に瀕しましたがチャレンジできたことは高校生活の良い思い出となりました。回数を重ねる度に、自信に変わってきました。自分の声で、津山工業高校の魅力を伝えることができ、社会人としても役立つスキルを磨けたと思います。」

花房

「初めてのことで声に力が入りすぎてしまい、いつものナイスな声を伝えることができませんでした。しかし、ラジオの担当者の方が優しく接してくださり次第に緊張がほぐれ、津山工業高校の魅力を精一杯伝えることができたと思います。収録途中に考えた原稿内容では時間が足りなくなる(決して時間内に収まらないわけではありません。当然収録に必要な時間が足りない。)というハプニングも起きました。3年間共に歩んだ大林君と巧みにクリアしました。土木科で培った、応用力を発揮し、乗り越えることができたことは良い経験となったと思います。」

 進路を考えている中学生の皆さんへ

津山工業高校は、就職や進学の目標や夢を形にする学校です。日々努力する生徒は何段階もレベルアップできます!

「彼らの放送をお聞き逃しなく!!!」

この番組について

番組名:きらりと光る!おかやまの工業高校生

放送日:2023年2月7日 16:20~(放送予定) ※この番組の詳細は2023年1月中にRSKラジオのホームページに掲載される予定です。

2学期 終業式

2022年12月23日 金曜日

2学期終業式を行いました。
校長式辞に続き、生徒課より冬休みを迎えるにあたっての講話がありました。
生徒課長のお話にもありましたが、今一度、高校生という自覚を持っての行動を心がけましょう。

校長式辞
生徒課長のお話

校長からの式辞を紹介します。
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令和4年度2学期が今日で終わります。
この2学期の出来事を振り返ってみたいと思います。
記憶に新しいのは、やはりカタールで行われたサッカーワールドカップではないでしょうか。
夜遅くまでテレビの前で日本代表選手の応援をした人も多いと思います。
代表26人中19人がワールドカップ初出場という経験値の少ないチームで望んだ日本代表チームが入っているグループEは、ドイツ、スペイン、コスタリカという強豪国が揃うグループでありましたが、日本代表チームは、ライン上1mmまで諦めずボールを追いかけ、1戦1戦冷静に、目標を見失うことなく決勝トーナメント進出を成し遂げました。長友選手の「ブラボー」に象徴されるように、全員が諦めず前を向いて進む選手たちの姿に日本中が感動を覚えました。
世界の壁に挑戦するという意味では、今から58年前、昭和39年に本校を卒業後、自動車メーカーに就職し、後に世界に挑戦した津山工業高校生がいました。
機械科の皆さんは2学期に講演があったので、よく知っている方だと思いますが、本井伝義則さんが世界に挑戦したその人です。本井伝さんは、当時の「東洋工業」、現在の「マツダ」に就職後、ロータリーエンジンの開発をしていたエンジニアでした。日本では年号が昭和から平成に変わる頃、ホンダはF1,三菱はパリダカールラリー、そして日産とマツダはルマン24時間レースへ参戦し、モータースポーツが盛んな時代でした。その中で、ルマンの規程が改正され、マツダの代名詞でもあるロータリーエンジンが使用できる最後の年となった1991年(平成3年)にマツダの威信をかけ望んだルマン24時間レースに、本校卒業生である本井伝さんは、統括責任者として参戦し、見事、国内メーカーでは、初めて総合優勝を勝ち取りました。国内では、まだ誰も成し遂げたことがないミッションに、会社の命運をかけて挑むには、相当なプレッシャーとそれを乗り越えていく勇気とバイタリティが必要であったと想像します。
このことは、津山工業高校の生徒全員に当てはまることです。
どういうことかというと、皆さんが卒業後、各企業で生産していく工業製品は、既にJISにとどまらず、世界共通の規格ISOに準拠したものです。従って、皆さんの作業一つ一つが世界標準でなければならないということです。その中で、世界の強豪に競り勝っていかなければ、日本の工業の未来は明るいものにならないということです。言わば、皆さんは卒業と同時にワールドカップに出場し勝ち上がることを求められるということです。
そこで、力を発揮できるでしょうか。勝ち上がるだけの技術を身につけているでしょうか。プレッシャーを跳ね返すだけのメンタルトレーニングができているでしょうか。
それは、ものづくりコンテストや資格検定の受検、部活動などに取り組み、緊張する瞬間を経験することで養われていきます。
令和4年度が始まって、9ヶ月が経ちました。3年生が登校してくる日は、実質あと1月もありません。2年生は、進路決定まであと半年ほどです。
皆さんには、津山から出発して世界を取った、素晴らしい先輩がいます。やってできないことはありません。ただし、それ相応の努力が必要です。まずは井の中の蛙にならないよう、高い目標を立て、その目標に取り組んでいこうとする姿勢が、世界標準の感覚を身に付けさせてくれます。
これから迎える新しい年に、皆さん一人一人が活躍できることを期待して、2学期終業式の式辞といたします。

令和4年12月23日
岡山県立津山工業高等学校
校長 髙林 康徳