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卒業証書授与式 校長式辞

2023年3月8日 水曜日

令和4年度の卒業証書授与式を、令和5年3月1日(水)に挙行しました。
卒業証書授与式での校長式辞を紹介します。

式辞

日1日と温かい春へと近づいている兆しが見え、ようやく日差しに春らしい暖かさが感じられるようになりました。この早春の佳き日に、令和4年度岡山県立津山工業高等学校の卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもとより、教職員、在校生、関係者一同にとりましても大変大きな喜びであります。
本来であれば岡山県教育委員会をはじめ御来賓の御臨席のもとで、全く制限のない式典としたいところではありますが、本年度はそれも叶わず、卒業生のマスク着用については若干の緩和をさせていただきましたが、会場規模の関係からご家族1名という制限を設けての開催とさせていただきました。何卒、御理解頂けますようお願い申し上げます。

ただいま、卒業生223名に卒業証書を授与いたしました。卒業生ならびに保護者の皆様、誠におめでとうございます。保護者の皆様には、今、晴れやかに巣立ちいく、お子様の英姿を目にし、幼いころからの生い立ちを思い出されるなど感慨もひとしおのことと存じます。

本年度の卒業生は、わが国でも新型コロナウイルスの感染拡大の兆しが見えたのと時を同じくして、本校に入学してきました。人生の中でも貴重な高校3年間を感染対策のなかで過ごすことになってしまいました。誰も経験したことがない3年間でありました。手探りで感染対策をしながら、世の中のすべての人が不安を抱えて過ごした3年間でありました。多感な時期をこのような環境下で、不安を抱えながらも、ものづくりや資格取得、部活動に取り組み、将来の自分自身の姿を見据えて努力し、それぞれの進路を決定しました。

 本校の校章である「アカンサス」は、ヨーロッパ南部を原産地とする植物で、ギリシアの国花、国の花です。古代ギリシア建築のコリント式の円柱にアカンサスの美しい葉の形が装飾化されて彫られたことに由来するアカンサスの花言葉は、「芸術」「技巧」です。このアカンサスの花言葉の通り、卒業生の皆さんの多くは、「ものづくり」の世界を進路先として選びました。そこでは、今まで経験したことがない仕事をしていくことになりますが、最初から上手くいくことは少ないと思います。色々なことで悩むことがあると思いますが、不安だからしっかり事前準備をしなければなりません。不安だから本やインターネットを利用して調べる必要があります。不安だから人に相談する必要があります。不安だから何度も確認をするのです。

▲本校校章のモチーフ「アカンサス」

「アカンサス」の紹介記事はコチラ

 日本を代表する大企業である「京セラ」の創業者である稲盛和夫氏は、「世の中に失敗というものはない。チャレンジしているうちは失敗はない。あきらめた時が失敗である。」と言われています。失敗から始まり、試行錯誤しながら改善していき完成させ、より良いものに仕上げていく。これが「ものづくり」の醍醐味であり、面白さです。自分だけ、できないと気を落とす必要はありません。最初は皆同じです。
また、稲盛氏は、「今日の成果は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で決まる。」とも言われています。今年は、10年に1度といわれる寒波が津山に到来し、全国ニュースになるほどの大雪が降りました。そのような状況でも、鶴山公園の桜は、春に向けて準備を着々と進め、やがて一斉に芽吹き、人々を楽しませるために立派な花を咲かせます。卒業生の皆さんも、たいへんな3年間を過ごしましたが、本校で多くのことを身につけ、確実に成長しています。卒業後も、現状に満足することなく努力することで、やがて、美作津山地域を支える人財となって、立派な花を開かせることでしょう。10年後、20年後の活躍に期待しています。

 最後に保護者の皆様には、本校教育活動に多大な御支援と御協力を賜り心より感謝申し上げます。お子様の御健康と御活躍を祈念し式辞といたします。

令和5年3月1日

岡山県立津山工業高等学校

                         校長  高 林 康 徳

同窓会入会式・表彰式・卒業式予行を行いました

2023年3月8日 水曜日

2023年2月28日(火)、津山工業高等学校では
同窓会入会式・表彰式・卒業式予行を行いました。

同窓会入会式では同窓会長竹内佑宜様より御祝辞を頂き
卒業生を同窓生として歓迎して頂きました。
これから卒業生たちには、同窓会員の方々と一緒に津山工業を見守り支えてもらいたいと思います。

表彰式では3年生を対象に学内外の様々な場面で
大きな成果を挙げた生徒が表彰されました。

卒業式予行では起立・礼のタイミングや入退場を確認し
思い出に残る清々しい卒業式となるよう準備をしました。

【デザイン科】佳作!ファッションデザイン画コンテスト

2023年3月6日 月曜日

デザイン科3年生が実習の授業で取り組み応募した
2022年度全国高校生ファッションデザイン画コンテスト(大阪成蹊短期大学主催)で合計782点の応募作品の中から
原 さくらさん(デザイン科 3年)の作品が佳作を受賞しました!

公式サイトでの審査結果発表記事はこちら

コンテストのテーマは「Story」。
一人ひとりの物語を自由に表現するという内容のコンテストでした。

審査員の方からは、「ストーリーに奥行きを感じるデザインで独自性があるところ、また大胆なスカートのシルエット」などが評価されました。

受賞した原さんのコメントを紹介します。
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元々細かく描くのが好きで、楽しみながら描きました。
全身のディテールまで、テーマである「Story」をデザインに落とし込みました。
受賞を聞いたときはとても嬉しかったですが、もっと上位を狙うこともできたんじゃないかという悔しい気持ちも正直ありました。
でも、自分の好きな描き方が認められたことが、何よりも嬉しかったです。

【スキー競技部】【柔道部】全国大会出場!壮行式を行いました!

2023年3月6日 月曜日

3月に全国高校選抜大会への出場が決まったスキー競技部 湯浅 由規さん(工業化学科1年)と、全国大会への出場が決まった、柔道部 畑 蓮聖さん(土木科2年)の壮行式をMeetを使ったオンラインで行いました。

津山朝日新聞での紹介記事はコチラ

(左)柔道部 畑 蓮聖さん(土木科2年)
(右)スキー競技部 湯浅 由規さん(工業化学科1年)

2人はオンラインで、全国大会出場に向けた決意表明しました。
スキー競技部 湯浅さんは「インターハイで課題となったことを克服できるようのぞみたい」、柔道部 畑さんは「一つでも多く勝てるよう頑張りたい」ということでした。

【スキー競技部 湯浅 由規さん(工業化学科1年)出場予定】
第35回全国高等学校選抜スキー大会(アルペン種目)
男子ジャイアントスラローム
[日程]令和5年3月7日(火)~10日(金)
[会場]志賀高原スキー場(長野県山ノ内町)
インターハイ、国体への出場記事はこちら

【柔道部 畑 蓮聖さん(土木科2年)出場予定】
第45回全国高等学校選手権大会
60kg級
[日程]令和5年3月20日(月)・21日(火・祝)
[会場]日本武道館(東京都千代田区北の丸公園)
岡山大会への出場記事はコチラ

2人は日頃の練習をコツコツと積み重ね、本番の緊張に

負けずこれまでの試合にのぞんだ結果、今回の切符を勝ち取りました。
全国の大舞台で、また大きな成長を遂げてくれることを期待しています!

1年間お世話になった教室のワックスがけを行いました!

2023年3月3日 金曜日

 3月2日(木)、3日(金)の2日間で、1、2年生が1年間使用した教室と教室前の廊下のワックスがけを行いました。 教室内の机、椅子、ロッカーなどをすべて出し教室内の 清掃していきました。

 机や椅子の足の裏や、慣れないポリッシャーに悪戦苦闘しながら教室内を隅々まできれいにしていきました。

 最後に教室前の廊下のワックスがけもし、教室・廊下とも、とてもきれいになりました。

 参加した生徒からは、「自分たちが使った教室を自分たちで掃除し、きれいにできて良かった。」(工業化学科1年女子生徒)「1年間使った教室の床は、思ったより汚れていた。頑張ってきれいにできて良かった。」(ロボット電気科2年男子生徒) 「次使う後輩たちにきれいな状態で教室を引き渡せる状態になってよかった。」( ロボット電気科2年生 男子生徒)