‘専門科’ カテゴリーのアーカイブ

【進路状況】岡山県立大学に合格!

2022年2月17日 木曜日

令和3年度、3年生の大学進学状況では、 国公立大学に3名が合格と素晴らしい結果が出ています。
今回、見事岡山県立大学 デザイン学部 建築学科の合格を勝ち取った建築科 3年 高木 蒼さんに合格までの取り組みや 本校在校生や本校の受験生にむけてインタビューをしました。

建築科 3年
高木 蒼 (岡山県立大学 デザイン学部 建築学科 合格) 

Q. 進学先を決めたきっかけや合格までの道のりを教えてください 
 私が進学先を決めたのは高校 2 年生のはじめでした。ですが、新設された学科だったのでほとんど情報がなく、また、コロナ禍でオープンキャンパスが中止となり不安でした。
 しかし、とりあえず良い評定がもらえるよう日々努力を怠らないようにしました。3 年生の時には試験内容が明確になり、具体的な対策を行うようになりました。
 私は、総合型選抜・学校推薦型選抜の 2 つを利用して受験しようと決めたので、岡山市にある予備校に通ったり、先生の協力を得て面接練習をしたりして、結果的に総合型選抜で合格することができました。 

Q. 在校生や受験生にむけてメッセージをお願いします 
 これから進学しようと考えている人は、出来るだけ早くオープンキャンパスに参加するなどの受験対策をしてほしいと思います。準備する期間が長ければ 長いほど、自信につながると思います。また、就職希望の人にも共通して言えるのですが、成績の評定平均が高いほど有利になります。そのため、まずは日々の勉強を頑張ってほしいと思います。そして、何事にも挑戦してみてください。 何かに挑戦した経験が、受験の面接などでは有利に働きます。
 最後に、高校卒業後の進路は、自分の将来に大きく関わってくるので、よく考えて決めてください。しかし、時間は有限です。早めに決めて早めに行動することをオススメします。ぜひ、悔いの残らないよう自分の最善を尽くして希望進路を勝ち取ってください。

第 52 回 「住宅設計コンペティション」(令和3年度7月)
最優秀賞を受賞した際の様子
在学中は様々な建築関連のコンペに挑戦し
優秀な成果を挙げることができました

 

【土木科3年生】課題研究での取組について(その1)

2022年2月17日 木曜日

土木科3年生の授業で行われている課題研究は、①校内整備班 ②道路パトロール班 ③ものづくり班 ④コンクリート班の4班からなり、各班が課題解決に向けて取り組んでおります。今回は、第1弾として、①校内整備班 ②道路パトロール班の2班の取り組みについて紹介します。 

①校内整備班                                             校内整備班は、年間を通して校内にて様々な整備に取り組んでいます。一例として、校内の道の補修工事を紹介します。まずは、今あるインターロッキング舗装をハンマーとブレーカーを用いて解体し、インターロッキングを取り除きます。そこへ砂利を敷いて転圧をし、色粉を混ぜた粗骨材を敷き均します。その後、表面を成形したら完成です。

今回使用した舗装は、水はけがよい透水性舗装を用いました。そのお陰で、雨のたびに水たまりができていましたが、水はけが良く、通行する生徒も水たまりで足が濡れることなく、安全に通行できるようになりました。

②道路パトロール班 国内の多くの道路や橋などの社会インフラの老朽化が問題となっています。そこで、平成30年より岡山県内の土木科を有する工業高校3校で、道路パトロール隊を結成し、それぞれの地域において道路点検を行っています。本校は、国土交通省中国地方整備局岡山国道事務所津山出張所、 (株)NIPPO、(株)富士通交通・道路データサービスの皆さんより、御支援・御指導をいただき、国道53号線沿いの道路点検を行っています。点検には、専用のアプリが搭載されているスマートホンを用い、破損状況を撮影や情報入力を行い、現状を報告します。これらの情報は、クラウド上で共有されているため、必要な補修が迅速に行うことができます。

このように、道路パトロール班は、身近な道路や歩道を利用する人々の安全を守るために活動しており、昨年12月に開催されたおかやまSDGsアワード2021において、特に優良な取組として表彰を受けました。

【土木科2年生】国土交通省によるオンライン講座

2022年2月17日 木曜日

本日5限目に、国土交通省中国地方整備局岡山国道事務所より講師をお招きし、土木科2年生を対象としたオンライン講座を実施しました。講師である国土交通省中国地方整備局岡山国道事務所 根津様、佐々井様の両名より国土交通省での仕事内容や、日本を取り巻く現状とこれからの国土交通省および土木技術者の役割について、講演をしていただきました。                                       今年の土木科3年生には、国土交通省中国地方整備局へ合格した生徒がおり、2年生も先輩へ続くべく、熱心に耳を傾けていました。                        講演の中で、現在の土木を取り巻く環境についても触れていただき、現在はICT施工を積極的に取り入れ、働き方改革も行われているとのことでした。 旧態依然の良くないイメージを持っていた生徒からは、驚きの声が上がりました。また、土木を通して地域課題の解決にも役立っていることを知り、より土木の仕事にやりがいや魅力を感じることができました。質疑応答も活発に行われ、とても有意義な時間となりました。

【機械科】実習の様子

2022年2月8日 火曜日

2022年2月7日(月)

月曜日は工業技術基礎の授業日です。今回は、1年生の実習の様子を紹介します。

この日の1年生は、旋盤・手仕上げ 鋳造 鍛造・溶接 電気・制御の4種類に分かれて、午前中3時間[機械実習]を行いました。

旋盤・手仕上げの風景です。旋盤でコマの製作をしています。

鋳造の風景です。表札づくりをし、手仕上げできれいに磨いています。

溶接・鍛造の風景です。草削りの柄の部分をガス溶接で行っています。

電気・制御の風景です。ポケコンを使いプログラムを打っています。

1年生は実習を経て大きく成長し、個々の力が伸びています。今後も上級生になっていく中でさらに飛躍してくれると感じています。

【ロボット電気科】卒業生からのメッセージ その2

2022年2月4日 金曜日

1月22日に行われた
「キャリア教育:卒業生の話を聞く会」
本校1年生を対象に、仕事での体験談や高校生活の振り返りのお話をしてくれた
ロボット電気科 卒業生 寺坂 皐汰さんから
本校在校生や本校の受験生にむけたメッセージを頂きました!

令和2年度 ロボット電気科卒
寺坂 皐汰 さん

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令和2年度 ロボット電気科卒
寺坂 皐汰 さん
津山市立中道中学校 出身
勤務先:モリマシナリー株式会社

 私は現在、電線の作成から機械への配線、機械に穴をあけてルートをつくる作業、ワインラック内の配線や箱を付ける作業の仕事などをしています。
そして、電気工事士2級の取得に向け少しずつ勉強もしています。

 津山工業のロボット電気科は、社会経験が豊富な先生が多いことが魅力です。そして、技能検定3級電気機器組立てシーケンス制御作業、危険物取扱者乙種第4類などの資格を取ることができます。また求人が多く、仕事を決める上で選択肢が多いことも大きな魅力の一つです。

 私は、現場で仕事をしてみて、コミュニケーション力の大切さを実感しました。在校生のみなさんには、高校生活の中でしっかりコミュニケーション力を培ってほしいと思います。