第38回中国地区土木系製図コンテストが2月18日に岡山県立笠岡工業高等学校にて行われました。コロナ禍の影響により3年生の部のみが行われ、土木科3年の稲岡海斗君が見事銅賞に選ばれました。1年生及び2年生の部においては3月16日に改めて行われます。


第38回中国地区土木系製図コンテストが2月18日に岡山県立笠岡工業高等学校にて行われました。コロナ禍の影響により3年生の部のみが行われ、土木科3年の稲岡海斗君が見事銅賞に選ばれました。1年生及び2年生の部においては3月16日に改めて行われます。

令和4年2月7日(月) RSKラジオワイド番組「あもーれ!マッタリーノ」内のコーナー
「きらりと光る!おかやまの工業高校生」に
本校機械科の生徒が出演しました。
このコーナーでは、 2月1日~28日の間
岡山県内に18校ある「工業が学べる高校」が1日1校取り上げられ、
生徒たちの学びの姿、その活躍の様子が放送されています。
津山工業の放送回では、学校の特色を始め、「高校生ものづくりコンテスト岡山県大会 旋盤作業部門 予選会」へチャレンジする様子などを紹介しました。
以下サイトで放送を聴くことができます。
紹介サイトはこちら
ぜひお聴きになってください!
令和3年度、3年生の大学進学状況では、 国公立大学に3名が合格と素晴らしい結果が出ています。
今回、見事岡山大学 工学部の合格を勝ち取った建築科 3年 武本 流碧さんに合格までの取り組みや在校生や受験生にむけたインタビューをしました。

建築科 3年
武本 流碧
(岡山大学 工学部 工学科 環境・社会基盤系合格)
Q. 進学先を決めたきっかけを教えてください
私は2年生の終わり頃、岡山大学工学部を進学先に決めました。岡山大学は令和3年度に学部の統合が行われ、建築系のコースが新設されたのですが、2 年生の終わり頃に詳しいカリキュラムが分かり、この大学で学びたいと強く思うようになりました。
岡山大学工学部は建築家の隈研吾さんが特別招聘教授として教えられていることが、大きな魅力の一つでした。以前から隈研吾さんの本を読んだり、講演を聴きに行ったりしたことがあったからです。
また、私は木材を深く学びたいという意欲があったので、木材に特化した研究室があるこの大学を進学先に決めました。
コロナ禍で生活様式が新しくなっている今、これから始まる新しい建築をこの大学で学びたいという気持ちがあります。大学に入学したら、木材や街づくりに関する研究をしたり、サスティナビリティについても探っていきたいと思っています。
Q. 合格までの道のりをを教えてください
授業以外で小論文対策をしたり、週1回塾に通って、数学、物理、英語を学んだりしました。そして、学校推薦型選抜を利用して受験することにしました。
また、コンペや資格・検定取得など様々なことにチャレンジしました。建築研究部では、1年生の時、建築甲子園でベスト8に入りました。その後も、様々なコンペに挑戦し、ワンデーエクササイズやものづくりコンテスト、日本工業大学 建築設計競技などで結果を出すことができました。
3年生の時には四校連携講座「地域創成学」を受講し、津山、津山東、津山商業の生徒と一緒にフィールドワークを通じて地域について学びました。私は「観光ボランティア」のグループで発表しましたが、自分の街について学んだりコミュニケーション力を磨いたりすることができ、貴重な経験になりました。

Q. 在校生や受験生にむけてメッセージをお願いします
津山工業で自分の夢を叶えるためには、早いうちから先を見据え、明確な目標を持っておくことが重要だと思います。
向上心や強い気持ちを持っておくこと、さらにやる気を持つだけでなく、一 つひとつ行動に移すことも必要です。
そして、先生にアドバイスを受けながら、進路対策に着実に取り組むことが大切だと思います。
令和3年度、3年生の大学進学状況では、 国公立大学に3名が合格と素晴らしい結果が出ています。
今回、見事岡山県立大学 デザイン学部 建築学科の合格を勝ち取った建築科 3年 高木 蒼さんに合格までの取り組みや 本校在校生や本校の受験生にむけてインタビューをしました。

建築科 3年
高木 蒼 (岡山県立大学 デザイン学部 建築学科 合格)
Q. 進学先を決めたきっかけや合格までの道のりを教えてください
私が進学先を決めたのは高校 2 年生のはじめでした。ですが、新設された学科だったのでほとんど情報がなく、また、コロナ禍でオープンキャンパスが中止となり不安でした。
しかし、とりあえず良い評定がもらえるよう日々努力を怠らないようにしました。3 年生の時には試験内容が明確になり、具体的な対策を行うようになりました。
私は、総合型選抜・学校推薦型選抜の 2 つを利用して受験しようと決めたので、岡山市にある予備校に通ったり、先生の協力を得て面接練習をしたりして、結果的に総合型選抜で合格することができました。
Q. 在校生や受験生にむけてメッセージをお願いします
これから進学しようと考えている人は、出来るだけ早くオープンキャンパスに参加するなどの受験対策をしてほしいと思います。準備する期間が長ければ 長いほど、自信につながると思います。また、就職希望の人にも共通して言えるのですが、成績の評定平均が高いほど有利になります。そのため、まずは日々の勉強を頑張ってほしいと思います。そして、何事にも挑戦してみてください。 何かに挑戦した経験が、受験の面接などでは有利に働きます。
最後に、高校卒業後の進路は、自分の将来に大きく関わってくるので、よく考えて決めてください。しかし、時間は有限です。早めに決めて早めに行動することをオススメします。ぜひ、悔いの残らないよう自分の最善を尽くして希望進路を勝ち取ってください。

土木科3年生の授業で行われている課題研究は、①校内整備班 ②道路パトロール班 ③ものづくり班 ④コンクリート班の4班からなり、各班が課題解決に向けて取り組んでおります。今回は、第1弾として、①校内整備班 ②道路パトロール班の2班の取り組みについて紹介します。
①校内整備班 校内整備班は、年間を通して校内にて様々な整備に取り組んでいます。一例として、校内の道の補修工事を紹介します。まずは、今あるインターロッキング舗装をハンマーとブレーカーを用いて解体し、インターロッキングを取り除きます。そこへ砂利を敷いて転圧をし、色粉を混ぜた粗骨材を敷き均します。その後、表面を成形したら完成です。
今回使用した舗装は、水はけがよい透水性舗装を用いました。そのお陰で、雨のたびに水たまりができていましたが、水はけが良く、通行する生徒も水たまりで足が濡れることなく、安全に通行できるようになりました。




②道路パトロール班 国内の多くの道路や橋などの社会インフラの老朽化が問題となっています。そこで、平成30年より岡山県内の土木科を有する工業高校3校で、道路パトロール隊を結成し、それぞれの地域において道路点検を行っています。本校は、国土交通省中国地方整備局岡山国道事務所津山出張所、 (株)NIPPO、(株)富士通交通・道路データサービスの皆さんより、御支援・御指導をいただき、国道53号線沿いの道路点検を行っています。点検には、専用のアプリが搭載されているスマートホンを用い、破損状況を撮影や情報入力を行い、現状を報告します。これらの情報は、クラウド上で共有されているため、必要な補修が迅速に行うことができます。
このように、道路パトロール班は、身近な道路や歩道を利用する人々の安全を守るために活動しており、昨年12月に開催されたおかやまSDGsアワード2021において、特に優良な取組として表彰を受けました。






