2020年4月8日 のアーカイブ

始業式 校長挨拶より

2020年4月8日 水曜日


令和2年度 1学期始業式校長式辞(4月8日)
みなさん、おはようございます。
この4月から前任の豊福校長先生の後をうけて、
津山工業高等学校校長を務めさせていただく
山口徹尚といいます。
どうぞよろしくお願いします。

今日は、令和2年度の最初の一日となりますが、
新型コロナウイルス感染防止対策のため、
このような放送での始業式となりました。
皆さんの顔が見えないのは大変残念ですが、
校内ですれ違った時は、しっかり挨拶をしてくれればと思います。

今日は2つのことをお話したいと思います。
1つは「新型コロナウイルス対策」のこと、
もう1つは「新学期を始めるにあたって、
皆さんに伝えたいこと」です。

このように、新学期から学校を再開することになりましたが、
休校がはじまった頃と比べて、
状況が好転したわけではありません。
休校が続けば、皆さんの学習の遅れが生じたり、
心身の健康を害する状況となるため、
「新型ウイルス対策」を徹底的に行いながら、
学校再開を決断したわけです。

徹底的に行う対策とは、
「感染拡大のリスクを高める3つの条件、
密閉・密集・密接、が同時に重なる環境となること」を
徹底的に避けることです。

具体的には、
「換気をする」
「多くの人が密集する状況を作らない」
「近距離での会話をさける」などです。

咳エチケットやマスクの着用、手洗いなど、
皆さん一人一人も、自らの健康・命は自分で守ることを意識し、
本校から感染者を出すことがないよう、
一緒に取り組んでいきましょう。

2つめは「新学期を始めるにあたって、
皆さんに伝えたいこと」です。
新学期が始まるにあたり、
今年一年の目標を持っていますか。

実習を通して、こんな技術を身につける、
あるいは部活動で優秀な成績を収める、
資格取得に挑戦する、どんなことでも良いと思います。

新たな気持ちでスタートできるこの時期に、
是非一年の目標を考えてみてください。

自主的という言葉、主体的という言葉、似た言葉があります。
この違いは何でしょうか。
自主的とは、既にやることが決まっていることや、
しなければならないことを、
先生や親に言われる前に自分から取り組むことをいいます。
これはこれで素晴らしいことです。
しかし主体的とは、自分ですることを考え、
自分で決定し取り組むことをいいます。
自主的より、さらにレベルの高い取り組みです。
目標を持つということは、この「主体的に取り組む」ことに繋がります。
これからの社会は、コンピュータ技術の飛躍的な発達により、
今人間が行っている仕事の多くが、AIに置き換わり、
人間の大部分が必要なくなるのではないかと予想されています。
そのような中で、社会に求められる人材は、
「主体的に取り組む」ことができる 人だと言われています。
学校での活動では、是非目標を持ち、
様々なことに「主体的」に取り組む、そのような一年にしてください。
明日からは新入生が登校し、皆さんは先輩になったことを実感することになります。
美作地域唯一の工業高校の一員であることに誇りをもって、
一人一人の成長が実感できるよう学校生活を送っていただきたいと思います。

津山工業高等学校 校長 山口徹尚

始業式を実施しました

2020年4月8日 水曜日


 
2020年4月8日、津山工業高校では
新型コロナウイルス感染症対策をしながら
始業式を行いました。
学校には久しぶりに生徒の声や笑顔が戻ってきました。

体育館での式典は避け
すべて新学年のHRで実施しました。
朝の健康観察から始まり
放送による校長挨拶
そして専門科長から新担任や新任教員の紹介
また今後の日程の確認などを行いました。

こういった状況でのスタートでしたが
生徒たちは気持ちを新たに
美作唯一の工業高校生として自覚を持ち
目標に向かって取り組む1年にしてほしいと願っています。