11月17日(水)5・6校時
2年生を対象に校内で地元企業の企業説明会を行いました。
地元12社の企業の方々に御協力いただき
企業の概要や現場での様子など
スライドを交えて説明していただきました。
これから進路研究をしていく上で
貴重な経験となりました。



直接質問をさせていただく生徒もいました。
11月17日(水)5・6校時
2年生を対象に校内で地元企業の企業説明会を行いました。
地元12社の企業の方々に御協力いただき
企業の概要や現場での様子など
スライドを交えて説明していただきました。
これから進路研究をしていく上で
貴重な経験となりました。
2021年11月11日(木)、12(金)
津山工業高校では峰南祭(文化の部)を実施しました。
伝統的な峰南祭を継承しつつ
感染症対策を講じ安全に行えるスタイルを
生徒会執行部を中心に試行錯誤して考えながら準備を進めてきました。
昨年に引き続き、執行部の生徒たちは
前例のない状況にも柔軟に対応しよく頑張りました。
1年生は劇、2年生は展示、3年生はステージ発表を行いました。
昨年度に引き続き、2日間で各学年ごとに
密を避けながら観賞する形式となりました。
【1年生:劇】
【2年生:展示】
【3年生:ステージ】
部活動や有志団体による動画配信も行いました。
コロナ禍の中で工夫を凝らし発表しました。
本来、10月1日の体育の部でグラウンドに設置予定だった各科シンボル。
緊急事態宣言中は制作を中断せざるを得ず、
体育の部には間に合いませんでしたが、
やっと完成し6・7号館間の中庭に設置しました。
感染対策をしながらの開催でしたが
各科・各クラスの特色を生かして
津山工業生らしく制作や発表を成し遂げる文化祭となりました。
10月末から11月上旬にかけて、第44回岡山県弓道選手権大会が開催されました。
◎近的の部(10月30日、31日 於:津山市営弓道場)
男子個人の部において、工業化学科2年頃末くんが優勝を果たしました。予選を8射7中の成績で通過し、6名での射詰を見事勝ち抜いての優勝でした。この成績により、今年度の全国選抜大会への出場権を獲得しています。
頃末君は「今まで練習してきて、やっと全国大会に出ることができたので、全国大会でも頑張りたいと思います」と入賞に向けて意欲を燃やしていました。全国大会は12月23日より、茨城県水戸市で行われます。
◎遠的の部(11月7日 於:玉野市弓道場)
男子団体の部において第2位(建築科1年多木、ロボット電気科2年本郷、工業化学科2年頃末)、男子個人の部において多木くんが優勝を勝ち取りました。男子団体は2位以下の順位決定射詰で堂々の3射皆中で2位となりました。男子個人では予選を8射6中で通過し、優勝決定射詰で勝利しました。
多木くんは「遠的は初めての経験で、練習を頑張ってきましたが初めてのことなので会場ではやはり緊張していました。ですが後ろに先輩がいてくださることもあり、自分なりの射ができたと思います。優勝が決定した瞬間まで緊張していましたが、良い経験だと思いました。これからは近的でも賞がとれるように頑張りたいと思います」と述べていました。
第71回岡山県高等学校柔道優勝大会 兼 令和3年度岡山県高等学校新人柔道大会 第22回中国高等学校柔道新人大会岡山県予選会にて
本校柔道部が以下のような成績を収めました。
男子団体戦では見事5位に入賞し、中国大会への出場が決定しました!
第71回岡山県高等学校柔道優勝大会 兼 令和3年度岡山県高等学校新人柔道大会
兼 第22回中国高等学校柔道新人大会岡山県予選会
場所:倉敷武道館
日時:団体戦 令和3年11月5日(金)
個人戦 令和3年11月6日(土)
【男子団体戦】
1回戦 津山工 5-0 岡山一宮
2回戦 津山工 0-5 作陽
敗者復活戦
1回戦 津山工 4-1 美作
2回戦 津山工 4-0 白陵
5・6決定戦 津山工 3-0 玉野光南
第5位 中国大会出場
【男子個人戦】
60kg級 畑 蓮聖 ベスト8
66kg級 矢山 望 ベスト8
90kg級 水杉 利一 第3位
無段軽量級 只友 勇和 優勝
無段重量級 津村 玲嗣 優勝
創立80周年記念式典 校長式辞
那岐連邦からの風に冬の訪れを感じる今日のよき日、岡山県教育委員会をはじめ、御来賓の皆様、同窓会、保護者の皆様の御臨席を賜り、岡山県立津山工業高等学校創立80周年記念式典を挙行できますことは、本校にとりましてこの上ない喜びであり、厚く御礼申し上げます。この記念すべき日を迎えることができましたのも、ひとえに創立以来本校の教育に御支援・御協力いただきました、教育関係者の皆様、地域の皆様、保護者の皆様、また、これまで本校の教育を支えてこられました歴代の校長先生をはじめ多くの教職員の皆様、そして何よりも努力を積み重ねた卒業生の皆さんのおかげであると心から感謝申し上げます。
さて、本校は、1941年(昭和16年)に、美作地域の方々の強い願いと、津山市の大きな支援により、県北の工業教育の拠点校として、土木科と建築科からなる、岡山県津山工業学校と称して開校しました。1948年(昭和23年)には、岡山県立津山工業高等学校と改称され、以来、学科の増設、校名変更、学科改編等、幾多の変遷をたどりながら発展してきました。創立以来「至誠貫行」を校訓とし、80年の歴史と伝統を積み重ね、22,570名の卒業生は、地域の核としてだけではなく、国の内外で大いに活躍されています。
校訓「至誠貫行」は、第9代大島校長の時代に「生徒教養の目標」として、「誠実は、人間の中にある最高の善である。自己を向上させていくためには己の行為が誠実さをもってつらぬかれていなければならない。誠実な行為は、人間に勇気を与えるばかりでなく、他人の心を浄化する。」と平易な言葉で説かれています。本年80周年を迎えるにあたり、この校訓を刻んだ石碑を、同窓会から寄贈いただきました。毎朝登校時に、全ての生徒・教職員の目に触れる正門入ったところすぐ左側に設置されています。同窓会の皆様、ありがとうございました。
ここ10年を振り返ってみますと、平成22年にデザイン科、平成30年には国内唯一の学科であるロボット電気科を新設、それに伴い新たなキャッチフレーズを「チェンジ チャレンジ テクノロジー」とし、「時代の変化に対応できる、成長し続ける工業高校」を目指し取り組んでいるところです。現在は、建築・土木・機械・工業化学・デザイン・ロボット電気の6つの学科において、将来のスペシャリストとしての専門的な知識や技術を学ぶとともに、ものづくりコンテストへの参加や、資格取得にも取り組んでいます。令和元年11月に開催された「高校生ものづくりコンテスト全国大会木材加工部門」では、岡山県初となる優勝を果たすことができました。部活動においても、弓道部や剣道部、ラグビー部、スキー部等で全国大会出場を果たすなど、活発に活動しています。また、地域学の一環として、津山市・真庭市・美作市に生徒が出向き、地域の小学生・幼稚園児たちに、ものづくりの楽しさを伝える活動「津工オープンファクトリー」や「ものづくり講座」を行う出前授業、「木のぬくもり実感事業」として幼稚園の遊具の製作や修繕を行うといった取組を進めています。さらに近年では、地域の伝統を受け継ぐ金属加工を営む企業が集まる「ステンレスネット」との協働など、地域との連携を密に、心豊かで地域を愛し、地域を担う生徒の育成にも取り組んでいるところです。
さて、在校生の皆さん、皆さんは津山工業高等学校80周年の記念すべき式典に巡り合うという幸運に恵まれました。この式典は、津山工業高等学校の歴史を再認識し、志を新たにする絶好の機会であると考えます。社会や地域の期待に応えるべく、懸命に知識や技術を磨き、心身を鍛えようと切磋琢磨した先輩たちの気概を継承し、津山工業高等学校の生徒としての誇りと自信をもって精進してください。本校の新しい歴史は、皆さん一人一人が創り上げていくのです。
本校での学びが、今後社会人として生きる皆さんにとり、社会の変化に対応していく力、進路を切り開いていく力を育むものであるとともに、社会の持続的発展を担う人材の育成につながるものでありたいと考えております。また、地域との協働を一層充実させ、地域を支えるものづくり、人づくりを推進する学校であることが本校の重要な使命であると考えます。
80周年の節目に本校の使命を再認識し、長き歴史と伝統を礎に、県北の工業教育の中核的存在として、なお一層の教育実践に努めていくことをお誓い申し上げますとともに、今後とも本校教育推進のために、皆様方の一層の御指導・御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、本校の発展にお力添えをいただきました、岡山県並びに県教育委員会をはじめ、歴代の校長先生方、教職員・同窓生・保護者の皆様、そして御支援・御協力を賜りました地元津山市及び周辺自治体、地元企業や地域の皆様に、衷心より御礼申しあげます。今後とも本校への変わらぬ御指導、御支援を賜りますよう、お願い申し上げまして、式辞といたします。
令和3年11月7日
岡山県立津山工業高等学校 校長 山口徹尚