‘弓道部’ カテゴリーのアーカイブ

【弓道部】活動状況および大会報告

2018年5月25日 金曜日

昨年度はブログ発信が滞り申し訳ありません。部のHPで昨年度の戦績報告は行う予定ですのでそちらをまたご覧下さい。

○4/ 8(日) 美作地区高等学校弓道春季大会 於:津山市弓道場
男子団体戦2位  津山工業A  山根 國米 奥 安藤 實原
3位  津山工業B  山下 松本 戸田 末田 江原
女子団体 2位  混成(津工・津商)内山 多木(森脇 左子 見手倉:商業)
男子個人戦1位  津山工業 山下 慧 8射7中
女子個人戦2位  津山工業 多木乃愛 8射5中

平成30年度初めての大会は、例年この地区大会で始まります。男子については、個々の的中自体はほぼ平素の通りの力を発揮していましたが、団体戦ではあと一歩爆発力に欠け、どのチームも優勝には結びつきませんでした。昨年度から地区大会の男子団体では優勝を逃し続けているので、今回こそ、と3年生を中心に気合いを入れて臨みましたが課題が残る形になりました。
一方2年生が2名しかいない女子は、津山商業との混成チームで団体5人立を経験し「団体戦の中での役割」という意識を持つことができたのが大きな成果となりました。

○4/19(木) 部結成を行いました!
部活動紹介後、連日多くの1年生が部の見学・体験に参加する中、部結成を行いました。
男子が5名、女子が4名、計9名の新入部員を迎えました。本年度から1年生が1クラス減となる影響もあってか男子の入部数が少なく、例年よりは少数でのスタートとなりましたが、女子が久しぶりに多く入部してきたので、男女とも夏以降は団体戦へ出場できそうです。
現在は、部結成後1名新たに男子の部員を迎え、1年生は10名、2・3年生もあわせると27名で活動しています。このところ途中入部者が若干名毎年出ていますので、これ以降もひょっとすると「弓道をやってみよう」という1年生が訪れるかもしれません。
ちなみに2・3年生は最初入部数が多かったのですが、最初の段階でかなりの人数が減っていき、結果として本当に弓道が好きな生徒だけが残った印象です。新メンバーで頑張っていきたいと思います。

○4/21(土)・22(日)岡山県高等学校弓道大会 於:吉備津弓道場
男子団体戦(7位)津山工業 竹久 實原 山下 江原 國米 戸田
予選 11中 10中 決勝トーナメント1回戦負(9-14 倉工)
男子個人戦10位  津山工業 國米健太  8射6中 遠近法にて順位決定
女子個人戦出場  5中で競射 該当者なし

地区大会から2週間経ち、中国大会予選にあたる県大会に臨みました。男子については地区大会前、団体での的中の上限が伸び悩んでいましたが、徐々に調子を上げ、予選通過的中を平均的には出せるようになりました。ただし、極端に的中が下がる時があり、不安を残しての出場となりました。
予選は勝ち上がり、決勝トーナメントには進みましたが、1回戦の倉敷工業戦において、場に呑まれてしまい、自滅する形となりました。この大会は、たとえ決勝1回戦で敗れても総的中数が高ければ中国大会への出場枠獲得するチャンスがあります。5人立はもともと個々の一本の重みへの自覚が薄れる傾向がありますが、相手チームの好調さに気圧される中、あせりと不安から互いが支え合うのではなく依存し合う形になってしまいました。中国大会への出場枠に入れるだけの力はあったと思いますが、「自分たちの射」ができず的中数も落ち込み、そこで敗退してしまいました。
ただし、個人戦では電子機械科3年の國米健太君が入賞し、ただ1人ではありますが、6月に島根県出雲市で開催される中国大会への出場権を獲得できたことはよかったと思います。
2日目の女子は、個人戦のみでの出場となりました。先日の地区大会では2名とも得るものがあったのですが、まだ2年生、県大会では思うように力を発揮できず順位決定戦まで残ることができませんでした。
今回の大会では男女とも大変悔しい思いをしましたが、各々がたくさんの課題を見つけることができたと思います。中でも、団体戦では個々が自分の4本に責任を持ち、「半矢+2以上」の総的中数を安定して出せるチームがやはり強い、ということを男子は痛感したはずです。

○4月29日(日)第82回岡山県高校弓道大会(遠的競技の部) 於:倉敷市弓道場
男子出場

倉敷市弓道場にて行われた年に2回開催される遠的大会に出場しました。普段の近的大会と違い、60メートル先の的を狙う遠的は練習場所確保の問題により普段なかなか練習ができていません。そんな練習不足の上に、出場選手3人の内2人が初めての遠的大会となり、試合で何本的中するのか心配でしたが、24射中11本の的中と入賞こそ出来ませんでしたが次の大会へ期待が持てる好成績な結果となりました。次大会では練習場所を確保して入賞を目指したいと思います。

○5/12(土)美作地区高等学校総合体育大会弓道競技 於:津山市弓道場

男子団体戦優勝  津山工業  山下 戸田 末田 江原 竹久 安藤み 實原
男子個人戦3位  津山工業  奥 翔吉 8射6中
女子団体戦3位  津山工業  内山 多木(他津山商業3名の混成)
県総体個人一次予選通過者
津山工業  國米 健太  奥 翔吉  山下 慧  多木 乃愛

4月の県大会での反省に基づき、個々が「自分の4本」を引き切る意識を持ち、6月の県総体へ向けた努力を続ける中、県総体の個人戦1次予選を兼ねた地区総体が開催されました。この大会は美作地区の弓道部に所属する1年生から3年生が一堂に会する唯一の大会です。1年生にとっては、先輩たちの雄志を初めて見ることができる大会でもあります。また、3年生にとっては最後の個人戦になるかもしれない、3年間の部活動の総まとめの大会でもあります。
午前の個人戦では地区予選出場をかけた試合という独特の緊張感の中、いつも通りのことがなかなかできず、力を発揮できなかった者が多かったように思います。そんな中、本校では4名が予選を突破することができました。午後の団体戦で、男子は、昨年度優勝を逃した雪辱をはらすことができました。地区大会での優勝も久しぶりとなり、チーム一丸となって自分たちらしい試合をできていたように思います。中でも、3年生は思いが強い分、今までの個々の努力が試合でも発揮でき、後輩の手本として戦えていました。また、女子も混成チームの中で今できることを可能な限りやろうとする姿が見えました。1年生も初めての大会運営の中で、戸惑いながらも動こうとしていたと思います。各々が  いい意味での成長が見られる大会となりました。成功体験はもちろん本人にとって自信に繋がります。しかし、悔しい思いや失敗も、自暴自棄にならずその後に反省できれば新たな課題を見つけるチャンスになり、成功だけでは得られない深い学びになるものです。
今日1日の中で感じたこと、考えたことを忘れず「鉄は熱いうちに打て」ということわざ通り、今後の成長の糧にしてくれるものと思います。

【弓道部】活動状況および大会報告

2017年6月22日 木曜日

〇4月9日(日) 美作地区高等学校弓道春季大会  於:津山市弓道場
男子団体戦1位  津山工業A 安藤 安部 西村 山下り 山口
2位  津山工業B 戸田 平田 大松 立垣 竹久
男子個人戦1位  津山工業 山口敦暉 8射8中
女子個人戦出場
新年度早々、公式戦がスタートしました。今回は、オフの間に各自が課題を持って調整してきたことが「試合」という場で、どの程度実践できるかを試せるよい機会になりました。特に、2週間後の県大会(中国大会予選を兼ねる)選手選考の参考となる試合でもあり、各校とも緊張感を持って臨んでいました。
今回の試合内容をもとに2週間調整し、県大会で中国大会出場枠を獲得できるよう各自が調整を行っていきました。

 

〇4月22日(土)・23(日) 第81回岡山県高等学校弓道大会
於:岡山市吉備津弓道場
男子団体戦6位  津山工業 安藤 安部 西村 山下り 山口
予選 9中・16中 計25中(3位通過)
決勝 トーナメント1回戦敗退  14-15 岡山工業
※5・6位決定戦1本競射 2- 4 興陽
男子個人戦1位  津山工業 山口敦暉  予選8射7中
順位決定競射 5本段目まで
女子個人戦出場  6中で競射 該当者なし


選手は、9日の地区大会で課題となったことを各自調整し本大会に臨みました。
ただ、どの選手も的中が安定せず、やや不安を抱えた状態での出場になりました。女子は3年生が2名のみなので、個人戦への出場となりました。男子は団体戦1立目にいつになく的中がふるわず追い込まれましたが、2立目には好的中を出すことができ、予選を3位で通過しました。ただし、決勝1回戦で優勝した岡山工業に敗れ、順位決定戦でも興陽高校に競射で破れ6位入賞となりました。個人では機械科3年山口君が1位になりました。結果、男子は団体・個人とも、6月に岡山で開催される中国大会への出場権を獲得しました。

 

〇4月29日(土) 第40回岡山県高等学校弓道選手権大会(遠的競技の部)
於:玉野市営弓道場
男子団体出場  津山工業A 山口 平田 阿部 竹久
津山工業B 西村 立垣 国米 江原

快晴の中、玉野市営弓道場にて行われた遠的大会に参加しました。遠的大会は普段の的までの距離の倍以上となる60メートル先の的にあてる競技になります。距離が長い分、的が大きくなりますが、それでも的が遠いと狙いが難しい上に普段から遠的練習がなかなかできないため、選手にとってはハードルが高く大会成績は振るいませんでした。次大会へ課題持ち越しです。

 

〇5月13日(土) 第64回美作地区高等学校総合体育大会弓道競技
於:津山市弓道場

男子団体戦 2位

男子個人戦 第2位 江原明瞳 第3位 安部篤生
(県総体個人戦出場)
江原明瞳 安藤実成 平田祥麻 山口敦暉 安部篤生 西村勇真

昨年度より、美作総体の個人戦が県総体個人戦への出場をかけた大会となり、選手はいつも以上に気合が入っていました。予選1立目で2中以上的中を出し(1立で4本矢を射る)、さらにもう一度2立目で2中以上出さなければいけないという条件を見事に達成し、今年度は6名の選手が県総体へと駒を進めました。個人戦、団体戦ともに、悔しい思いをした選手も多くいますが、6月の県総体、中国大会に向け、また頑張っていきますので、これからも応援をよろしくお願いします。

 

〇6月 3日(土)・4日(日)・10(土)第56回岡山県高等学校弓道総合大会
於:岡山市吉備津弓道場
男子団体戦 3位 津山工業 山下り 平田 江原 西村 山口
安藤 安部 立垣
男子個人出場 江原明瞳 安藤実成 平田祥麻 山口敦暉 安部篤生 西村勇真

インターハイ出場をかけて県下の高等学校が競い合う県総体が、今年も開催されました。
男子団体戦は、予選2立でいつも通りの的中を出すことができ、8位内に残れたため、3立目に出場しました。16中という、直前の練習では出なかった的中が出せ、
3位で予選を通過、決勝4校リーグに臨みました。1回戦は岡山工業を相手に引き分け、2回戦は岡山朝日に勝利、最終戦で2勝している倉敷工業と対戦、体力気力共にギリギリの戦いとなり敗退、結果総的中数で岡山工業に2位を譲り、3位となりました。昨年度に続き、2年連続のインターハイ団体出場とはなりませんでしたが、日頃以上の力を県大会で出せたことは大きな成果だと思います。前週まで的中が伸びず、予選通過もままならないおそれがありましたが、苦しみ悩みながら10日ほどでここまで調子を取り戻し、チームワークも高まったことで、この結果を出せたことは自信につながったのではないかと思います。試合に出なかった選手や部員たちも一丸となって応援、サポートができていました。結果以上の大きなものが得られた戦いだったと思います。なお、女子については、3年生2名、1年生2名の計4名でエントリーをしましたが、初心者の1年生の調整が間に合わず出場を見送りました。今、無理をして出場することは危険でもあり、これから活躍するであろう1年生の弓道人生の方が大切でもあり……という判断でした。7月の夏季大会には調整を万全にし、改めて大会に臨むつもりですので少し引退が延びますが、3年生には頑張って欲しいと思います。

【弓道部】活動状況および大会報告

2017年4月11日 火曜日

活動状況および大会報告

新年度に入ってしまい、報告が遅くなってしまいましたが、昨年度後半の弓道部の活動報告をさせていただきます。

〇12/17(土) 第15回岡山県高校1年生弓道大会 於:玉野市弓道場
男子団体戦出場

各校とも1年生だけが出場できる大会へ行ってきました。この大会は各校3人立1チーム(選手3名・補員1名)が出場できる試合ですが、県大会で入賞成績がある学校はもう1チーム出場できるという規定があります。本校は本年度複数回入賞しているため、男女とも2枠あり1年生全員が団体戦に出場できました。ただし、1年生部員は男子が5名しかいないため、枠のすべてを使うことができず残念でした。
結果としては入賞できませんでしたが、公式戦の雰囲気を味わうことができ、1年生にはよい経験になったと思います。また、全員が的中を出すことができました。応援の2年生は、自分たちが試合に出る以上に緊張した様子でした。

 

〇12/26(月)納射会
今年は、少し早い納射会となりました。個人戦4つ矢2立、計8射で的中を競いました。その後、1年間使用した道場に感謝の気持ちを込めて大掃除をし、皆で年越しそば&うどんを食べ、温まりました。

 

〇1/7(土) 美作地区弓道射初大会 於:津山市弓道場
男子団体戦優勝  津山工業A  安部 大松 山口
男子個人戦1位  津山工業   山口 敦暉
特別賞(金的)國米 健太
女子団体・個人戦出場


弓道では射初めを新年に行うものですが、美作地区では昨年度よりこの時期に社会人の方と合同で射初め大会を行っています。高校生ばかりだとどうしても礼法がおろそかになったり、あてに走ったりということが目立ちますが、この会では高段者の方の射法を間近で見ることができる数少ない機会です。全国的には高校生の弓道人口が増加傾向にありますが、本年度美作地区は各校とも1年生の人数が少なく、運営面で生徒たちのすることが多く、忙しい一日となりました。

 

〇3/5(日) 練習試合 於:津山市弓道場
参加校:倉敷工業高校、津山高校、津山商業高校、津山工業

本年度は、県大会の入賞複数、全国・中国大会への出場と部員たちが結果を残せたため、ありがたいことに倉敷工業高校弓道部より、合同での練習・試合のお誘いがありました。
この時期は、公式戦が無く、日頃できない練習ができそうですが、入試や学年末考査、卒業式と行事のため意外と練習時間が無く、目標とする大会もないため、調整が難しい頃です。そんな中で練習試合ができるという機会に恵まれ、部員たちも期待と緊張をもって倉敷工業弓道部のメンバーを迎えました。倉敷工業弓道部は県大会では常に上位入賞、昨年度は全国大会出場、本年度も中国大会への出場や入賞を獲得するような強豪校です。当日も、その他の美作地区3校の人数を併せたよりも大人数で練習試合に参加してくれました。
なかなか、県南の学校と合同で練習する機会はありませんが、この会によって多くの刺激を受けると同時に、部員同士の交流も深まりました。

 

〇3/18(土)・19(日)岡山県高体連弓道専門部強化練習(後期)於:玉野市弓道場
参加者:竹久 大和  安藤 実成
各校とも次年度部の中核を担う部員を2名ずつ参加させる強化練習会に、本校からも上記の2名が行ってきました。1年生部員が5名全員を参加させたいところでしたが、「帰ってから部員全員に学んだことを伝えるように」と、部の代表として2名を選出しました。
県の強化のための指導者として黒萩古今先生をお迎えし、日頃とはまた違う学びを深めて帰ってきてくれました。基本動作を大切に練習し続けること、常に大会を意識しそこで通用する練習を平素より精選して行うこと、この2点を重視した練習を実際に体験することが出来たと思います。あとは、それを如何に怠けず、真摯に部員たちが練習に取り組むかどうかです。頑張って欲しいと思います。

 

〇3/25(土)岡山県高等学校弓道春季錬成大会(若草リーグ) 於:吉備津弓道場
男子 Ⅰ部リーグ 第2位 津山工業  安部 山下り 大松 安藤 山口
戸田 立垣 西村 國米

次年度の県大会が始まる直前のこの時期に、例年行われる大会に男子は出場しました。残念ながら女子は、団体を組むことができず不参加となりました。この大会は、Ⅰ部からⅢ部まで分かれて4校のリーグ戦を行います。Ⅱ部・Ⅲ部の1位になった学校は、上位リーグの最下位のチームと競射を行い、その勝敗をもとに上位と下位のチームが入れ替わります。しかも、試合ごとにメンバーチェンジが自由で県大会のような拘束が無く、顧問としてはできるだけ沢山の部員に試合経験をさせることができるありがたい大会です。ちなみに昨年度本校はⅠ部リーグへ昇格しましたが、本年度も何とかⅠ部の残留となりました。
ただし、試合内容は非常に危なっかしい状況で、他校の不調に助けられた感が否めませんでした。1年生は大会に出場したプレッシャーで、2年生は1年生を支えなければならないプレッシャーで焦ってしまい、練習での的中を試合では出せない状況で苦しみました。もし、県大会で入賞するならばやはりどん欲に練習に参加し、練習の的中を大会で出せなければなりません。本格的に県大会が始まるのは4月下旬ですが、そこまでに調整を行うことを目標に自分と向き合いながらコツコツと練習を続けていかなければなりません。
平成29年度は中国大会が岡山県で開催されますので、そこへの出場権を獲得するべく、あと1ヶ月頑張っていきたいと思います。

 

〇3/22(水)・28(火)津山市弓道場周辺清掃活動・校内弓道場安土あげ
3/22に弓道部で日頃お世話になっている津山市弓道場周辺の清掃活動を行いました。中でも矢道は綺麗な芝生で覆われているのですが、よくよく見ると芝生に混じって色々な雑草が生えています。みんなで横一線に並んで少しずつ前進しながら根気よく一本一本抜いていきました。
3/28には校内弓道場の安土上げを行いました。安土とは的を固定している土のことで、放っておくと堅くなるので年に1~2回程度土を崩して、砂やオガクズを混ぜて土を軟らかくして整形し直す作業のことです。

安土を崩し、オガクズや砂を混ぜています。

大きめのコテで凸凹をとりながら綺麗に成形しています。

1日がかりの作業で大変ですが、これで安土が柔らかくなり、矢も痛み辛くなるので練習に励むことができます。

最後になりましたが、平成28年度も大変お世話になりました。本年度は3回、上位大会へ出場することができました。そのたびに励ましのお言葉を賜り本当にありがとうございました。どうか引き続き、弓道部の活動について今後とも応援よろしくお願いいたします。

 

 

【弓道部】活動状況および大会報告

2016年12月13日 火曜日

弓道部

活動状況および大会報告

ブログ掲載が中止されて以降、再開の掲載ができておらず大変申し訳ありませんでした。

平成28年3月の若草リーグから、11月末の中国新人大会結果までの報告と、平成28年度の活動状況をお知らせいたします。

〇3/26(土) 岡山県高等学校弓道春季錬成大会(若草リーグ)於:吉備津弓道場

男子団体Ⅱ部リーグ1位 西村 立垣 山口 上畑 八鳥 水島 竜門

細川 舩﨑

女子団体Ⅲ部リーグ5位 鳥越 中村 竹本 赤代 福田

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次年度の学校の状況を占う大会にて、男子は好調な成績を残すことが出来、幸先のよい年度末となりました。この結果をもってⅠ部リーグの最下位の学校と立場が逆転し、平成28年度末の同大会で本校はⅠ部リーグへ昇格することになっています。また、女子はぎりぎりの人数ではありますがやっと5人立の団体が組める人数が揃いました。

 

〇4/16(土) 美作地区高等学校弓道春季大会 於:津山市弓道場

男子団体戦2位  津山工業A 西村 舩﨑 上畑 立垣 水島

3位  津山工業C 山下虎 大松 平田 山下り 安部

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年度が開けていよいよ28年度初の地区大会となりましたが、思うように的中が伸びず、不本意な結果となってしまいました。地区大会の男子団体で優勝を逃したのは久しぶりだったので、翌週に控えた県大会に向け気を引き締めるきっかけとなりました。

 

〇4/23(土)・24(日)岡山県高等学校弓道大会 於:吉備津弓道場

男子団体戦6位  西村 舩﨑 上畑 立垣 山口

※予選 10中 13中 決勝トーナメント11中

男子個人戦3位  山口敦暉 8射7中 ※競射2本のち遠近法にて

女子団体戦出場  決勝トーナメント1回戦敗退

※予選 9中 8中 決勝トーナメント8中

女子個人戦出場  6中で競射 該当者なし

「県大会で平素の的中を発揮する」という前年度の課題を克服することができるようになり、今大会で男子団体では入賞を獲得し、中国大会出場最後の一枠に滑り込みました。また、機械科2年の山口君は2年生ながらも健闘し、個人3位で中国大会への出場資格を獲得しました。なお、女子は、人数がぎりぎりな上、練習に全員が揃うことが難しく、団体としての調整ができないままの大会出場となりましたが、決勝トーナメントには残ることができました。

 

〇4/29(金)岡山県高等学校弓道大会遠的の部 於:玉野市弓道場

男女出場

 

〇5/7(土) 美作地区高等学校総合体育大会弓道競技 於:津山市弓道場

男子団体戦優勝  山口 舩﨑 上畑  立垣 竜門 水島

男子個人戦1位  水島良人 8射7中

女子団体2位   鳥越 中村 竹本 赤代 福田

※県総体個人一次予選通過者  上畑 蓮 水島 良人 舩﨑 壮太 竜門 和樹

大松 浩樹 山口 敦暉 山下 虎白(7名)

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地区春季大会では悔しい結果となりましたが、今回は男子団体で優勝し、美作地区のトロフィーを取り戻すことができました。女子も2位になりました。また、電気科3年水島君が個人1位を獲得しました。

本年度より大会運営が変わり、県総体の個人予選1回戦は地区大会での成績をもって出場できるようになりました。従来県大会へは、校内で選抜された団体戦出場選手のみが個人戦にも参加できる形となっていましたが、的中さえ出せれば自力で県大会を臨めるようになったわけです。その結果、本校からは上記の7名が県大会へ出場が決まりました。

 

〇6/5(土)・6(日)・11(土)

第55回岡山県高等学校弓道総合大会(兼第61回全国高等学校弓道大会県予選会)

於:吉備津弓道場

男子団体 優勝  山口 舩﨑 上畑 水島 竜門 兵延 西村

男子個人 2位  山口敦暉

女子団体 出場

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本年度より団体2日、個人1日の3日間で県総体が行われるようになりました。男子団体では予選より、的中が安定しており予選3立合計60射の的中総数が39中(興陽高校と同中)1位での通過となりました。その後上位4校で決勝リーグを行いましたが、12(津工)-10(瀬戸)/16(津工)-15(興陽)/13(津工)-10(岡山南)と順調に勝利し、団体優勝を獲得しました。個人戦では、機械科2年の山口敦暉君が岡山工業の3年生森谷君と競射6段目まで戦った末、的中を逃しましたが、4月大会の個人3位より一つ順位を上げ2位になりました。その結果、団体・個人とも8月に米子市で行われるインターハイへの出場権を手に入れる快挙を成し遂げました。全国総体への団体出場は7年ぶり3回目、個人戦は2年ぶりとなりました。昨年末より県大会での入賞を目指し、3年生が真剣に練習に取り組むようになってきた成果がこの成績につながったと思います。

 

〇6/17(金)~19(日)第59回中国高等学校弓道選手権大会

於:鳥取県立武道館

男子団体出場 山口 舩﨑 水島 立垣 竜門 上畑

男子個人出場 山口 敦暉

17日は公開練習で調整を行い、18日の本番に臨みました。

まずは午前に男子個人戦が行われ、機械科2年の山口君敦暉が出場しました。試合形式は四ツ矢を2立して、的中数で順位を競います。山口君は8射7中の好成績でしたが、他に8射8中が5人おり、残りの個人入賞6位から8位の決定を同7中の13人で競射を行いました。しかし、惜しくも2本目を外してしまい8位入賞は成りませんでした。

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午後からは男子団体戦が行われ、山口・船崎・水島・立垣・龍門君の五人が出場しました。試合形式は四ツ矢を1立して総的中数上位16校が19日の決勝トーナメントに駒を進めます。結果、20射12中で同率12位。残りの5枠を6校で各自1射ずつの競射となりました。他校が4,5中するなかで、津山工業は3中となり予選で敗退しました。

今回の中国大会は残念な結果で終わりましたが、今大会でそれぞれが課題を見つけ、意義のある大会でした。8月のインターハイまで残りわずかですが、しっかり調整してインターハイに臨みたいと思います。

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〇6/25(土) 三年生引退射会 於:津山市弓道場

インターハイ出場予定選手と一部の3年生を除き、この射会を機に3年生部員が引退しました。当日は男女混成チームで5人立を行い、いつもとは違った和やかな雰囲気の中で射会が行われました。これ以降3年生は各々の進路決定に向け、しっかり歩んでいって欲しいと思います。

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〇6/26(日)国民体育大会選手選考会 於:玉野市弓道場

男女出場

 

〇7/25(土)・26(日)岡山県高等学校夏季弓道大会 兼 知事杯弓道大会

於:津山市弓道場

男子個人戦 3位  立垣裕規 7中8射(遠近法にて)

女子個人戦 2位  福田七海 6中8射(射詰 2段目まで)

今回は津山市弓道場での県大会ということで、例年この時期に行っている道場整備を本校弓道部と津山市弓道連盟の方とで18日に行いました。また、前日は市内3校(津山 津商 本校)で会場準備も行いました。日ごろ慣れた会場での試合ではありましたが、3年生引退後初の2年生中心の県大会出場であったため段取りがはかばかしくなく、常にドタバタとした雰囲気の中で試合を行うことになり、団体戦では結果を出すことができませんでした。しかし、男子個人では工業化学科2年の立垣君が3位に、女子個人ではデザイン科3年生の福田さんが2位になりました。福田さんは昨年度本大会でも個人入賞をしているため2年連続入賞となり、引退前の総まとめの大会になったと思います。大会役員に関しては応援にきてくれた3年生、1年生が頑張ってくれ、何とか形になった状態だったので、9月以降の大会では2年生を中心に動けるようにすることが課題として残りました。

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〇8/3(水)~6(土)第61回全国高等学校弓道大会県 於:鳥取県立武道館

男子団体  予選通過(12中)  山口 舩﨑 上畑 水島 竜門 立垣

※決勝トーナメント1回戦敗退 10中(札幌英蘭高校14中)

男子個人  決勝戦出場  山口敦暉  ※射詰競射 5段目敗退

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インターハイ出場に際し、1学期終業式には壮行式をしていただいたり、様々な方から応援や励ましを頂戴したりする中で、入賞を目指して頑張ってきましたが、あと一歩力及ばずとなり、結果を出すことができませんでした。6月の県総体以降、通常練習の後にインターハイ出場に向けて選手は頑張ってきました。6月末には選手以外の3年生の引退、2年生の修学旅行、期末考査、3年生は進路へ向けての活動、学校保護者会の懇談等々、学校行事の合間を縫って時間を作り、大会を想定しながら調整を行いましたが、調子を保つことができず直前の強化練習会でも的中に不安を残しての出場となりました。彼等の調子のよい時を知っている顧問としては、最大限のパフォーマンスが大会時に発揮できるようサポートしたいと考えてはいましたが、やはり全国大会の壁は厚く、団体戦では苦しい試合展開となりました。個人では、機械科2年生の山口君が全国の強豪選手の中で緊張しながらも立派に戦ってくれました。結果としては成績を残すことができませんでしたが、この大会に向けての日々や、会場で学んだことは選手達にとってかけがえのない体験になったと思います。また、大きな舞台で頑張った選手達に加え、介添えとして参加した部員達、学校に残って部の運営をしていた部員達全員を誇りに思います。なお、この大会まで引退が延びていた3年生も、この試合を最後に部活動に区切りをつけました。

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〇9/3(土)美作地区弓道秋季大会 於:津山市弓道場

男子団体戦 優勝  津山工業A 山口 立垣 西村

男子個人戦 1位  津山工業  山口敦暉

女子団体戦 出場

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2年生を中心に本格的な部活動を行うようになって初めての地区大会でした。2年生は調子を崩している部員が多い中、苦戦しましたが、男子はどうにか団体戦優勝となりました。また、本年度は当初男子ばかり16人いた1年生が、本格的な練習を開始するまでに5名へと減少しましたが、少数精鋭でしっかり練習を行った結果、この大会では全員が出場を果たしました。

個人戦では、機械科2年生の山口敦暉君が1位になりました。ただ、3年生引退に伴い女子は、2年生2名のみになったため、三人立の今はなんとか団体戦へ出場できていますが、このままの部員数が続けば、残念ながら来年度前期の試合へは個人でしか出場できない状態になります。全国的には弓道は部員数が増加傾向にありますが、本年度美作地区はどの学校も部員数が減少しています。

 

〇9/24(土)・25(日)第55回岡山県高等学校弓道新人大会 近的の部

(兼 第24回中国高等学校弓道新人大会予選) 於:吉備津弓道場

男子団体戦 2位  津山工業A 安部 大松 山口 平田

男子個人戦 1位  津山工業 安部 篤生

5位  津山工業 大松 浩樹

女子団体戦 出場

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この大会は、各校とも3年生が引退し、2年生の中心の新チームによる初めての県大会ということで、独特の緊張感の中、大会が行われました。女子の部では、団体戦の人数3名より少ないため、決勝戦へ勝ち上がることができませんでしたが、2年生2名の的中は安定しており、あと1名いればおそらく決勝戦へ出場できたのではないかと残念でした。

男子の部では、個人戦で電子機械科2年生の安部篤生君が1位に、機械科2年生の大松浩樹君が5位に入賞しました。

また、団体戦では、メンバーの中に個人戦入賞者を2名含み、決勝戦へ勝ち上がることができました。最後、力及ばず2位になりましたが、安定した力を発揮できていたと思います。また、3年生引退後、2年生だけでこの成績を収められたことはチームとしても一人ひとりの自信につながる結果となりました。

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〇10/4(火)峰南祭~体育の部~ 部対抗リレー

昨年度体育の部は雨天のため、競技ができず部対抗リレーで勇姿を披露することができませんでしたが、本年度は無事競技もでき、弓道部も参加することができました。弓道着を着用し、弓具を持ってのリレーということで、非常に走りにくそうでしたが、楽しそうに競技できており、よかったと思います。

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〇11/5(土)・6(日) 第39回岡山県高等学校弓道選手権大会

(兼 第35回全国校学校弓道選抜大会予選 :於 吉備津弓道場)

男子団体戦 2位  津山工業A 安部 江原 山口 大松

女子団体出場

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この大会は、6月の県大会と併せ、全国大会への出場権をかけた大会ですが、男子団体では、前回同様あと一歩のところで2位となり、全国への切符を逃しました。ただし、今回の大会では1年生が初出場ながら大健闘をし、2年生を助けました。2年生は試合前に調子をやや落としながらも、試合の時にはできることを精一杯行えていたと思います。

この大会では、前回の9月大会と比較すると、個人戦入賞者が一人もいないにもかかわらず、団体戦で2位になった意味が大きかったと思います。出場した選手達にとっては、四ツ矢(一試合で一人がひく矢の数)を自分の集中を切らすことなく精一杯ひききる精神力や技術を身につける大切さについて、改めて自分の課題を見つめる機会となったのではないでしょうか。

 

〇11/13(日)岡山県高等学校弓道大会遠的の部 於:玉野市弓道場

男子出場

岡山マラソンの日に玉野市営弓道場にて遠的大会が行われ、今大会では一年生を中心としたメンバーで臨みました。津山市には遠的用の練習場が無く、どうしても練習不足になり良い成績を残すのは難しいのが現状です。今大会も練習不足になり良い成績は残せませんでした。しかし、いつもの近的大会とは違う雰囲気の中で緊張感を持ちつつも良い経験が出来たのではないかと思います。

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〇11/18(金)~20(日)第24回中国高等学校弓道新人大会

於:キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター

男子団体戦 7位  津山工業  安部 大松 山口 平田

男子個人戦出場   津山工業  安部篤生 大松浩樹

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この大会では、平成22年度に入賞して以来6年ぶりに団体戦で7位を獲得しました。今回は遠方での開催のため、早朝から弓具や荷物を抱えながら新幹線やバスを乗り継いでの会場入りとなり、大変でしたが選手達は皆よく頑張りました。県大会のような爆発的な的中は出せませんでしたが、対戦相手の不調も追い風となり入賞することができました。

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中国地区は、全国大会でも安定して入賞できる強豪校が多く、この大会に臨むことで、県内の試合だけでは学べないものを多く吸収できるチャンスに恵まれます。今回出場した選手達も、そのような空気に触れることができ、改めて日々の練習に何が必要かということを感じてくれたことと期待しています。それらを学校に持ち帰り、日々の練習実践の中で他の部員達にしっかり伝えてくれたらありがたいと思っています。

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今年もあと少し。県大会は12/17(土)に岡山県高校1年生弓道大会を残すのみとなりました。そのため、現在は2年生が1年生への指導を積極的に行っています。今度の大会は各校男女各3人立1チームのみの出場という制限がありますが、本校は県大会団体入賞校のため、特別枠によりもう2チームまでが出場できます。そのため、5名いる1年生部員全員がこの大会へ出場することができます。ただし、あと1名1年生男子がいれば、2チームとも3人立として試合へ出場ができるのですが、欠員状態での出場となりその点が残念です。女子に関しても出場枠があるのに1年生部員がいない、という状態です。あと数名1年生がいれば安定して試合への出場が可能になる状態です。1年生で今からでも弓道を始めてみようかな?という生徒がいればよいのになぁ……と、顧問としては考えている次第です。

一方、2年生は部員が多いので、互いにコミュニケーションをしっかり図り、規律ある活動を維持できるよう日々の部活動にとりくんでもらいたいと考えています。植物の芽吹きと同様、3月末までのこの期間をどう過ごすかによって、来春からの活動が決まってくると言っても過言ではありません。顧問としては、じっくり自分の射に向き合い、互いの射の向上に向け、励まし合いつつこれからの時期を過ごしてもらいたいものです。皆が弓道部員であることを誇りに思い、学校生活を大切にし、周囲に感謝の心を持ちつつ、「こんな風になりたい」という気持ちを実現できるよう練習のサポートをしていきたいと思います。

最後になりましたが、いつも温かく部活動への御理解・御協力をいただき本当にありがとうございます。