‘弓道部’ カテゴリーのアーカイブ

【弓道部】大会報告

2018年12月6日 木曜日

〇11/16(金)~18(日)
第26回中国高等学校弓道新人大会        於:鳥取県立武道館
結果   男子団体戦出場  津山工業  松本 末田 山下 坂手
男子個人戦8位  津山工業  山下 慧 8中6射(遠近法にて)
男子個人戦出場  津山工業  奥 翔吉

11月頭の県大会で明確になった課題を3週間という短い調整期間の中、何とか的中に結びつけようと努力しましたが、調整が間に合わず、団体戦・個人戦とも力を発揮しきれませんでした。また、宿泊を伴う上位大会で体調のコンディションを整えることも大切ですが、その点がうまくいかなかった選手もいました。
そんな中、工業化学科2年の山下 慧くんは日頃の力を発揮し個人戦で入賞しました。1~7位が予選の的中で確定している中、8位という最後の一枠を競って9名の選手で遠近法が行われました。遠近法は的心(的の中心)に近い選手から順位が決定します。山下くんは一番後に出場し、多くの選手が既に的中させている中、見事最も的心(的の中心)に近い所に矢を的中させました。プレッシャーをはね除け入賞したことで大きな自信を得られたと思います。
いつもやっていることですが試合後に、何ができていて何ができていなかったのか、ということについて話し合いました。できていたことは大切に、足りなかったことはこれからどうやって補っていくかを丁寧に話し合えていたと思います。どんな大会でも実際にその場に臨んでみないとわからないことが多くあります。そういう意味で2年生のこの段階で5人の部員が上位大会を経験できたことは大きな成果です。
次月は1年生大会と全国選抜見学、納射と大掃除があります。平成最後の年末が訪れようとしていますが、よい1年の締めくくりをしたいものです。

【弓道】大会報告

2018年11月6日 火曜日

〇11/3(土)男子・4(日)女子
第41回岡山県高等学校弓道選手権大会 兼 第37回全国高等学校弓道選抜大会県予選
於:津山市弓道場
結果  男女団体戦 予選通過なし
男子個人戦 決勝射詰め(一段目まで) 津山工業 山下 慧(8射6中)
女子個人戦 予選通過者なし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全国大会をかけた県大会が初めて津山市弓道場で開催されました。いつも練習している道場、しかも本年度は岡山が開催県ということで、出場枠も広く千載一遇のチャンスということで各校とも意気込んでの出場となった大会でした。津山市内の他校が地区大会で見せる力を発揮できている中、本校弓道部は気持ちだけが前のめりになり、力を発揮しきれずに終わりました。日々の練習で個々の射に、また互いに感じている不安要素が、今回の大会の中で、はっきりとした形となって現れた印象でした。
大会結果は変えられませんが、この結果から学べることは多くあります。試合を通してしか気づけないことに気づくことができ、具体的にこれからどうしていけばよいかを考え、考えたことを行動に変えていく……。それができればまた一段と大きく成長できるはず。
2週間後に中国大会への出場は控えていますが、県の近的大会は、今シーズンはこれで終了しました。じっくりと自分と向き合える貴重な時期がこれから始まります。「弓道は楽しい」という気持ちを一番の中心に据えて「楽しむために」基礎から積みあげていく、そんな時間を送って欲しいと思います。

【弓道部】9月・10月活動状況及び大会報告

2018年11月5日 月曜日

〇9/22(土)女子・23(日)男子
第57回岡山県高等学校弓道新人大会 兼 第26回中国高等学校弓道新人大会予選
(近的の部)
於:吉備津弓道場
結果   男子団体戦2位  津山工業B 松本 末田 山下
(同中競射3段目勝 対倉敷工業A)
男子個人戦2位  津山工業  山下 慧 8中8射(競射3段目落)
〃  4位  津山工業  奥 翔吉 7中8射(遠近法にて)
女子団体戦・個人戦出場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初日の女子は、今大会から1年生も出場ができることになり、やっと団体戦へ揃って参加できるようになりました。いくら自分たちが頑張ってもやはり数には敵わないという、どうしようもない問題がありましたが、他チームと遜色なく戦える条件が叶い、2年生はいつも以上に気負って臨んだことが、裏目に出てしまったようです。しかし、悔しい思いもしましたが、気分を切り替えて試合を楽しむことや新たな課題を見つけることができていました。また、出場した1年生2名も緊張する中、弓を引ききることができていたと思います。今回は残念でしたが今後の大会が楽しみです。
一方男子は、大会直前まで放課後資格取得のための補習や面談等で、全員が揃って練習することができない日が続き、不安材料がある中での大会出場ではありましたが、個人戦・団体戦で入賞を果たしました。主に練習時から安定した的中を出せていた選手を中心に、日頃の力を発揮することができたことと、この大会より2週間前に行われた地区大会決勝戦での経験をいかすことができた結果だったと思います。ただし、個人戦および団体戦でも1位となった岡山工業の選手・チームの安定感は抜群で、本校を含めた他校との差が歴然としており、今後、更に切磋琢磨しつつ上位大会でも通用する力を養う必要があります。
今大会の結果として男子は、昨年度出場を逃した中国新人戦へ出場することが決まりました。個人戦入賞の2名と、団体戦のメンバー3名の計5名で大会に臨みます。今年の大会は11月17日(金)から19日(日)まで、鳥取県立武道館で開催される予定です。また、本年度男子は、県大会で今まで団体戦の入賞が無かったため、12月の1年生大会への出場枠が1チームでしたが、ここで2チーム出場できることになりました。
なお、岡山県が開催県になる全国選抜大会の県予選が次週11月3・4日と津山市で開催されます。

〇10/6(土)岡山南高校との合同練習会 於:津山市弓道場
台風が接近し、開催が危ぶまれましたが、かなり強い風が吹いたものの大荒れになることはなく予定通り合同練習を行いました。岡山南の女子7名と本校部員男女14名、合計21名で試合形式の練習と射込みを行いました。両校ともその週に学校祭があったため後半はバテ気味でしたが、校内選抜をくぐり抜けた南校の選手達は粘り強く練習試合を勝ち残り、「さすが」という印象でした。また、顧問の原田先生からは「体配の大切さ」「遠近競射での動き」などについてご指導いただきました。11月の県大会が津山市弓道場で開催されるため、会場練習を兼ね、今回の合同練習会の機会がうまれたのは本校にとって大変ありがたく、部員達も刺激となり1ヶ月後の大会へ向けての課題を見つけることができたと思います。県南より早朝から来てくださった岡山南の皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

〇10/21(日)津山高校・岡山工業高校との合同練習会 於:津山市弓道場
県大会をあと2週間後に控えたこの時期に、今度は上記の2校と合同練習会を行いました。今回は津山高校の皆さんが準備運営をしてくださいました。この日は危険物取扱者試験と重なっており、部員の半数が検定試験を受けたので、男子4名、女子4名の8名で参加しました。2週間前の合同練習会同様、試合形式で練習を行い、残りの時間は射込み練習をしました。前回よりは最後までバテることなく練習に臨めていたと思います。

【弓道部】活動状況および大会報告

2018年9月27日 木曜日

〇7/21(土)女子・22(日)男子
岡山県高等学校夏季弓道大会 兼 知事杯弓道大会 於: 吉備津弓道場
男女団体出場
男子個人戦 3位 津山工業  山下 慧 6中8射(遠近にて)

新旧交代をし、新体制になったばかりで臨んだ大会は、付け焼き刃な状態での参加となりました。女子は1年生が4名入部しているので、この大会までに何とか的前での行射ができれば、と計画してはきましたが、天候や行事の関係で遅れ遅れとなり、2年生2名のみの出場となりました。男子も資格試験や修学旅行等、暑さによる体調不良などでなかなか全員揃っての練習ができないまま当日を迎えました。試合の面でも、その他の活動の面でも課題や不安を持っての参加となりましたが、引退したばかりの3年生が当日同行してくれたこと、1年生部員が懸命に動こうとしたことで、何とか落ち着いて試合に臨めた形となりました。例年、この大会は2年生がいろいろな面で頭を打ち、課題を見つけるきっかけとなるので、今年も様々なことを学んで帰ってくれたことと思います。結果として、団体戦では決勝へ出場できませんでしたが、反省点も多く見つかり今後につながるものとなりました。

〇7/24(月)津山市弓道場社会奉仕活動

今日は社会奉仕活動の一環として、いつもお世話になっている津山市弓道場の整備を行いました。暑い中での作業で大変でしたが、津山市弓道連盟の方に指導していただき安土上げを行いました。これで後日学校の弓道場の安土上げもできます。

 

 

 

 

 

 

 

〇8/2(木) 第63回全国高等学校弓道大会
於:静岡県小笠山総合体育館 エコパアリーナ
男子個人  準決勝出場  國米健太

6月の県総体で個人優勝をした結果、県代表として電子機械科3年生の國米君がインターハイへ出場しました。7/31に出発し8/3に帰校するまでの3日間、猛暑の中、ホテルのある浜松市から袋井市の会場まで公共交通機関と徒歩で片道50分の道のりを通いました。持ち前の集中力やセルフコントロール力はこの大会においてもいつも通りでしたが、体調面での調整がうまくいかず、あと1本を詰めきれなかったのが残念でした。しかし、準決勝で2本外した後、県の代表としての意地を見せ残りの2本は的中させたことは立派でした。全国大会ともなれば、やはりどんな状況でも体力的にも精神的にもバランスが取れるように日頃から工夫していくことの大切さ・難しさを改めて感じました。
なお、出場に際しては、多くの応援を頂戴し本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

〇8/25(土)
合同練習会  於:津山市弓道場
津山高校弓道部に声をかけていただき、上記の日に市の弓道場で試合形式の合同練習を行いました。当日は玉島高校弓道部も参加し、3校でいつもとは違う雰囲気の中、刺激をもらい、よい練習になりました。本校からは1年生も参加し、まだ立の練習がほとんどできていない中、試合形式の実践的な練習をほぼぶっつけ本番で体験することになりました。
1,2年生とも射技においても精神面のコントロールにおいても、多くの課題をこの練習で見つけられたと思います。1週間後に同じ会場で行われる地区大会へ向けての調整にもなりました。

 

 

 

 

 

 

 

〇8/27(月)

今日は学校の弓道場の安土上げと道場の片付けを行いました。先月に1年生も安土上げを経験しており、2年生を中心に順調に行えました。

 

 

 

 

 

 

 

今年はおがくずではなく、工業化学科で造っている竹粉を川砂と混ぜました。

 

 

 

 

 

 

 

道場内の整理を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

〇9/1(土) 美作地区弓道秋季大会 於:津山市弓道場
男子団体戦2位  津山工業A 松本 山根 山下
3位  津山工業B 末田 三浦 奥
男子個人戦2位  津山工業  山下 慧 6中8射
女子個人戦3位  津山工業  内山 碧 5中8射

 

 

 

 

 

 

 

いよいよシーズン後半が始まりました。先週の練習試合を受け、調整を行いこの大会に臨みました。結果としては敗退し1位を取れませんでしたが、入賞したどの選手もまたひとつ課題と成果が得られたように思います。中でも、男子団体決勝戦では、2位にこそなりましたが、津山商業Aと同中(9中12射)の後、1本競射での惜敗となり県大会でもなかなか見られない白熱した闘いぶりが見られました。その他も全般的に試合内容はよかったのではないかと思います。また、今大会で公式戦デビューした1年生も、参加した全員が1本は的中を出すことができ、今後が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

さて、1年生はそろそろ行射に慣れ、的中に執着するあまり体配が雑になったり、会が短くなったりする頃です。上級生も大会の後には同じことが起こりがちです。できていることは大切にし、的に執着しないトレーニングを意識し、通常での練習に丁寧にかつ真摯に取り組み、更に自信をつけて今月末の県大会へ出場できるよう、調整をおこなって欲しいと思います。

【弓道部】大会報告

2018年7月19日 木曜日

〇6月2日(土)・3日(日)
第57回岡山県高等学校弓道総合大会兼第63回全国高等学校弓道大会県予選会(団体)
於:吉備津弓道場
男子団体出場 津山工業 竹久 戸田 安藤 江原 國米(末田 山下 松本)
予選落ち(予選3立合計 34中/60射 ※通過ライン36中)

3年生にとっては最後の大きな大会、ということで優勝を目標に、まずは予選突破、と練習を積んできましたが、残念ながら結果は予選敗退と不本意な結果になりました。初日は14中/20射と出足が好調だったため、そのまま2日目も、と意気込んで臨んだもののあと一歩力及ばず涙を呑みました。各々が(あのとき自分があと1本何とか入れていれば……)という後悔の残る試合となったと思います。ただし、誰かが悪いというものではなく、やはりその時に自分らしさを発揮できた者が多いチームが勝てるというのが団体戦。3年生だけのメンバー構成で終わってしまい、補員の2年生が活躍する機会がありませんでしたが、3年の想いは2年生にも伝わったと思います。初めて応援に参加した1年生にとっても得るものがあった大会でした。

〇6月9日(土)
第57回岡山県高等学校弓道総合大会兼第63回全国高等学校弓道大会県予選会(個人)
於:吉備津弓道場
男子個人優勝 津山工業 國米健太
(2次予選7中/8射、決勝決勝射詰め4段目で決定)

5月の美作総体が本大会の1次予選で、本校からは男子3名(奥・土木科2年、山下・工業化学科3年、國米・電子機械科3年)と女子1名(多木・建築科2年)の計4名が通過しこの大会へ出場しました。2次予選では地区予選よりもハードルがあがり、決勝へあがるためには3中以上/4射を2回続ける必要があります。並々ならぬ緊張を強いられる中、3年生の國米君1名が本校からは決勝戦へ進出しました。そこからは競射で1本ずつ的中を競い、外せば落ちるというプレッシャーの中、4段目まで中て続け、見事優勝しました。昨年末の全国選抜予選で、あと一歩足らず個人で全国大会出場を逃した苦い経験が生きたようです。この結果により、國米君は8月頭に静岡で開催されるインターハイへ出場することが決定しました。

〇6月17日(日) 第73回国民体育大会(福井国体)少年予選会

於:玉野市弓道場
男子団体戦3位  津工A 竹久 戸田 安藤

 

 

 

 

 

 

 

玉野市弓道場にて行われた福井国体の予選会に出場しました。この大会は1チーム3名の団体戦で、近的2立と遠的2立の合計48射の総的中数により順位が決定されます。
上位2チームが7月の強化合宿に参加でき、選考委員が中国ブロック大会代表校を決定するので、今大会で2位までに入る必要があります。普段練習が難しい遠的の的中数が勝敗の鍵になりますが、津工Aは近的14中、遠的12中と遠的も好成績でしたが惜しくも3位入賞でした。

〇6月22日(土) 第61回中国高等学校弓道選手権大会
於:島根県立浜山体育館(カミアリーナ)
男子個人出場 津山工業 國米健太(6中/8射)※7中で決勝進出

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月の県大会で個人入賞をしていたので、中国大会へ出場してきました。決勝戦へ進出することを目標に予選に臨みましたが、1本足らず、予選落ちとなりました。上位大会のレベルの高さをあらためて痛感する結果となりました。今回は、岡山県勢が多く入賞したため悔しさも一入でした。ただ、8月のインターハイの予選で求められる的中を練習通り出せたことは自信にもなったと思います。また、あともう1本を詰める強さを身につけるために必要なことを整理できる大会になりました。