【土木科3年生】課題研究での取組について(その2)

土木科3年生課題研究での取組その1に続き、③ものづくり班 ④コンクリート班の取組について紹介します。

③ものづくり班                                            ものづくり班は、夏に行われる測量競技大会(トラバース測量の部)において、優勝目指して練習に励みました。トラバース測量は、別名骨組測量とも呼ばれ、土地の面積を測定する測量のことです。練習の成果もあり、見事岡山県大会を優勝することができました。津山工業高校始まって以来の快挙です。                          ものづくり大会後は、駐輪場に花壇の設置を行いました。自ら設計図を作成し、それを基に、レンガを積み上げていきました。課題研究の授業の中での完成とはいきませんでしたが、後輩たちが残りを頑張ってくれて、無事に完成しました。

④コンクリート班                                            コンクリート班は、9月(予選)と12月(本選)に開催されるコンクリート甲子園への出場、そして優勝を目指して、コンクリートの研究を重ねました。決勝に進むには予選で指定された強度を下回ることなく、指定強度に最も近い10校が決勝リーグに進むことができます(今大会では指定強度30N/㎟、参加は全国26校)。そして津山工業は、38N/mm2(予選8位)という記録で無事予選を突破することができました。 決勝戦は、コロナ禍の影響によりリモートで開催され、学校からリアルタイムでプレゼンテーションを行い、強度部門やデザイン部門など4つの部門で競い合いました。惜しくも、入賞することはできませんでしたが、貴重な体験ができ、建設業に身近なコンクリートについて深い知識が身につきました。

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