地域の未来をデザインする!!            令和6年度四校連携講座「地域創生学」が行われました

 7月31日(水)~8月6日(火)にかけて津山市内県立高校四校による四校連携講座「地域創生学」が行われ、本校からは3年生5名が受講しました。
 今年度も昨年度に引き続き「地域の未来をデザインする」というテーマのもとで、受講生が産業、観光、医療・福祉、教育・人材育成の4分野に分かれ、それぞれの視点から津山市の現状を踏まえたうえで、課題解決のための方策を考えました。
 初日には、基調講演で「主張を支えるデータの重要性」についてのお話を聞き、その後のグループエンカウンターでは、ゲームをとおして受講生同士が楽しみながら顔合わせを行いました。第2、3日目にはフィールドワークで、地域の方からお話を聞いたり、体験活動を行ったりして、受講生は地域の現状について理解を深めました。

第4日目にはグループごとに地域の課題を設定し、解決のための方策を考えていきました。特に基調講演での学びを生かし、自分たちの考えの根拠となるデータを収集して、論理的に説明できるように試行錯誤している姿が印象的でした。最終日には成果発表会が行われ、グループごとに作成したスライドを用いて津山地域の未来のための提案を行いました。どのグループも、高校生の視点から具体的な方策を提案することができました。
 初めは戸惑っている様子も見受けられましたが、次第にグループで積極的に意見を交わしたり、協働して活動に取り組んだりする様子が見られるようになりました。受講生にとって、自分の学校だけでは体験できない学びになるとともに、自分たちの住む地域を見つめ直すよい機会になりました。

【受講生のコメント】
・初めは他校の生徒とコミュニケーションをとることが難しかったが、活動をとおして積極的に話をすることができるようになった。
・地域の方々や異なる世代の方々と交流することができた。そして津山の現状を知り、今後も地域について学んでみたいと思った。
・活動をするなかで、現状や問題点を分析する力と課題発見能力が身についた。

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