【書道Ⅰ授業】拓本採り体験

書道Ⅰの授業では、書道史や古人が書いた古典の特徴を捉えて書く臨書を中心に勉強しています。また、今回実施した拓本採りのような一風変わった内容にも取り組んでいます。
拓本とは、石碑に紙を貼り、専門の道具を使って写し取る技法で、中国で始まった複写法と言われています。また、書の名品を鑑賞したり臨書したりするためにも活用されています。 教科書に載っている古典がどのような経緯で掲載されているのか理解するために体験しました。

生徒の感想を一部抜粋して紹介します。
「地味な作業だが、やってみると意外と面白かった。」
「たんぽ(専門の道具)でたたいている時、字がきれいに浮かび上がってきれ           
いだった。」
「作品をうまく複写することができるけど、作業が進むにつれて、とても手が疲
れた。」
「シンプルな作業が多かったけど、その分、誤魔化すことができないので難しい
なと感じました。」

完成した拓本

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