津山工業高校のICT

1人1台の学習者用PCと高速ネットワーク環境などを5年間で整備するGIGAスクール構想                                                   本校ではGWの連休明けに1年生へchromebookを配付し、すべての学習活動で活用していく予定で準備を進めています。保護者の皆様には、先日のPTA総会で本校の取組や現在の状況をお伝えしました。

改めて、現在の本校でのGIGAスクール構想への対応やICTを教育活動に活用する取組についてお知らせします。

本校の取組は、現時点では次の2点が中心です。                      1 chromebookを使った教職員の業務改善(主に負担軽減)              2 2・3年生が、自分のスマホを使ってGoogle workspace for Educationを活用する学習活動

1 chromebookを使った教職員の業務改善(主に負担軽減)               本校では、昨年度の3学期から、スプレッドシートで作った「朝礼シート」(写真①~④)を使って職員朝礼をペーパーレス化しています。8時15分からの職員朝礼には全員がchromebookを持参しますので、デジタルデータを共有することができ、配布する印刷物は必要最小限になりました。印刷や配布に使っていた時間や手間がなくなり、その分を生徒への指導の充実に充てることができるようになりました。

写真①

担当者の手間としては、学校日誌と連動させていたエクセルシートをスプレッドシートに移植したので、ほとんど苦労はなかったそうです。

そして、4月26日からは職員会議もペーパーレス化(写真⑤~⑧)しました。

写真⑧ 初回につきもののトラブルもありましたが…

2 2・3年生が、自分のスマホを使ってGoogle workspace for Educationを活用する学習活動                                       chromebookを購入しない2・3年生の授業では、自分のスマホを使って学習活動を行っています。C科(土木科)・D科(デザイン科)3年の地理Aの授業では、それぞれのクラスルーム(Google workspace上のクラス)にアップされた小テストや授業後の振り返りシートに取り組むことで、基礎学力の向上や学習内容の定着を図っています。(写真⑨⑩)

各自のスマホを使うため、Google workspaceの各種アプリを使った学習活動が難しかったり、場合によってはネットへの接続速度制限がかかったりする課題(写真⑪)もあります。それでも、小テストの採点・集計が瞬時に行え、その場でフィードバックができる(写真⑫)などのメリットは大きく、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を進める効果的な手段となっています。

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