津工応援歌

津山工業高校 応援歌MIDI音源の製作

建築科S44卒 山本 豊

入学した昭和44年、いまでは想像もできないくらい『硬派』の学校だったと思う。女生徒は少なく、男子校の雰囲気だった。部活動も盛んで全国大会に出場する部や、国体選手もたくさんいた。悪もいたが、ガッツのある奴がたくさんいたように思う。クラスも科もよくまとまっていた。当時の体育祭はかなり有名で、科対抗の激しいバトルを繰り広げていた。科のシンボルも今と違って大きさも3倍を優に超え、しかもすべてが立体物で、動いたり煙が出たりする物もあった。丸太で足場を組み、1週間以上かけて取り組んだ本格的なものだった。応援がまたすごかった。拓殖大学仕込みの応援団部もあり、各科が競って工夫を凝らした応援合戦を繰り広げた。今思うと騒音公害に抵触しそうな大音量だったが、いわゆる体育『祭』 であり近隣の名物であった。今回の応援歌もよく歌った。今でも耳にこびりついて離れない。

この応援歌は確か第一応援歌だと思う。他に科の特色を表した応援歌もあった。MIDI製作にあたり、耳にこびりついた旋律をもとに編曲した。伴奏は躍動感を持たせるよう配慮した。この応援歌を知っているOBは、もう50歳を超えている。学校のHPの中にある同窓会のページに載せて、OB諸兄に聴いていただきたい。遠い青春時代に思いを馳せていただければ幸いである。

一.	空は澄みたり 風さわやかに
高鳴る血潮 若さは踊る
飛べよ 走れよ 力の限り
おお 工業 たゆまぬ季節
いざや 戦えん 工業 工業高校
 

二.	那岐の高嶺に 雲晴れ渡り 
尊き至誠 命は踊る
飛べよ 走れよ 力の限り
おお 工業 たゆまぬ錬磨
いざや 戦えん 工業 工業高校