【科学と人間生活】授業風景

 先週、1年生全クラスの理科「科学と人間生活」の授業で、銅を金色にする実験を行いました。

 金色は人々を魅了する色です。人類は「金」を求めて、5000年以上も前から探究を続けてきました。金は非常にさびにくい金属であり、いつまでもさびずに輝き続けることから、不老不死のための物質として錬金術師をも魅了してきました。

 今回は本物の金ではありませんが、銅Cuと亜鉛Znの合金である「黄銅」という金属を作りました。真ちゅうやブラスともよばれ、5円玉や金管楽器などに使われている金属ですね。

ガスバーナーのつけ方は、中学校でも学習しました。
保護メガネを着用して、溶液を加熱している様子。
銅板を溶液に入れます。
見にくいですが、銅板が亜鉛メッキによって銀色になりました。炎であぶると…
生徒によれば、しゃぶしゃぶのようにあぶるのがポイントだそうです。
きれいな金色に仕上がりました。上出来です。
しっかり記録をとっていました。

 

 実験・実習を楽しむためには、その前提となる知識が必要です。授業を通してしっかり学んでいきましょう。

 

 

コメントは受け付けていません。