‘在校生の方へ’ カテゴリーのアーカイブ

教育実習はじまる

2022年6月3日 金曜日

5月30日(月)~6月17日(金)

教育実習生  島崎光里先生 大阪産業大学4年(工業化学科平成30年度卒)

新科目「公共」の授業 工業化学科1年生教室

Q1 津工生の時はどのような生活でしたか?

 部活動(剣道部)が中心の生活でしたが、学校の先生やいろんな人と楽しく過ごしていました。

Q2 大学ではどのようなことを学んでいますか?

 高校とは違って経営学を学んでいます。中でもゼミ活動で、企業との共同研究で商品開発をしたり、SNSの広報活動を提案しています。

Q3 将来(大学卒業後)の進路は?

 一般企業に就職をしてその後、教員採用試験を受けて教員になりたいです。

Q4 授業の感想をおしえて下さい。

 今年から変わった「公共」の授業だったので、すべて一から考えていくのがとても苦労しました。興味をひかせるためにはどうしたらよいかなど考えて、生徒が関心を持つような授業をつくりました。

板書している島崎先生

 クラスは、工業化学科1年生を担当されています。3週間頑張ってください。

【進路状況】大分大学に合格!

2022年3月9日 水曜日

令和3年度、3年生の大学進学状況では、国公立大学に3名が合格と素晴らしい結果が出ています。
今回、見事大分大学 理工学部 創生工学科の合格を勝ち取った
機械科3年岡田 伊吹さんに合格までの取り組みや本校在校生や本校の受験生にむけてメッセージをインタビューしました。

機械科3年
岡田 伊吹
(大分大学 理工学部 創生工学科 合格)

Q.進学先を決めたきっかけを教えてください
  私は、1年生のころから大学進学を考えており、最終的に受験校が決定したのは3年生の始め頃でした。2年生の三者面談のときに担任から国立の試験を紹介してもらい進路課の先生方にも相談しながら進学先を考えました。
 最終的に大分大学を選んだ理由としては、将来工業高校の教員になるという目標に大きく近づけると考えたからです。また、大学で行われている水素利用技術の研究にとても魅力を感じ、新たな知識、技術、経験を身につけ将来に活かしたいと思ったからです。

Q.合格までの道のりを教えてください
 入試形態は総合型選抜で、一次試験で自己推薦書と活動報告書を提出し、二次試験で面接と口頭試問でした。受験対策としては、一次試験の書類などを先生方に相談しながら、3年の夏休みはほぼ学校に通い詰めました。特に活動報告書はかなり悩みましたが、先生方の指導と添削のお陰で乗り切ることができました。
 面接は例年とは違い集団面接で、質疑応答が5分、口頭試問が30分で口頭試問では自分の考えを説明しながら答えなければならないので、かなり苦戦しました。対策として教科の先生にお願いして放課後に沢山のことを教えていただきました。

Q.在校生や受験生にむけてメッセージをお願いします
 工業高校から国立大学への受験はかなり大変ですが、なるべく早く情報を集めていけば大丈夫だと思います。自分がこれから何をしたいのかを考え、自分に合った進学先を決めてほしいです。
 最後に、自分の行きたい進学先が決まっているのなら、今すぐにでも先生方に相談し、対策を行った方がいいです。早いに越したことはありません。自分の進路実現のためにも日々の努力を怠らずコツコツと頑張ってください。

【進路状況】岡山大学に合格!

2022年2月17日 木曜日

令和3年度、3年生の大学進学状況では、 国公立大学に3名が合格と素晴らしい結果が出ています。
今回、見事岡山大学 工学部の合格を勝ち取った建築科 3年 武本 流碧さんに合格までの取り組みや在校生や受験生にむけたインタビューをしました。

建築科 3年
武本 流碧
(岡山大学 工学部 工学科 環境・社会基盤系合格)

Q. 進学先を決めたきっかけを教えてください
 私は2年生の終わり頃、岡山大学工学部を進学先に決めました。岡山大学は令和3年度に学部の統合が行われ、建築系のコースが新設されたのですが、2 年生の終わり頃に詳しいカリキュラムが分かり、この大学で学びたいと強く思うようになりました。
 岡山大学工学部は建築家の隈研吾さんが特別招聘教授として教えられていることが、大きな魅力の一つでした。以前から隈研吾さんの本を読んだり、講演を聴きに行ったりしたことがあったからです。
 また、私は木材を深く学びたいという意欲があったので、木材に特化した研究室があるこの大学を進学先に決めました。
 コロナ禍で生活様式が新しくなっている今、これから始まる新しい建築をこの大学で学びたいという気持ちがあります。大学に入学したら、木材や街づくりに関する研究をしたり、サスティナビリティについても探っていきたいと思っています。

Q. 合格までの道のりをを教えてください
 授業以外で小論文対策をしたり、週1回塾に通って、数学、物理、英語を学んだりしました。そして、学校推薦型選抜を利用して受験することにしました。
 また、コンペや資格・検定取得など様々なことにチャレンジしました。建築研究部では、1年生の時、建築甲子園でベスト8に入りました。その後も、様々なコンペに挑戦し、ワンデーエクササイズやものづくりコンテスト、日本工業大学 建築設計競技などで結果を出すことができました。
 3年生の時には四校連携講座「地域創成学」を受講し、津山、津山東、津山商業の生徒と一緒にフィールドワークを通じて地域について学びました。私は「観光ボランティア」のグループで発表しましたが、自分の街について学んだりコミュニケーション力を磨いたりすることができ、貴重な経験になりました。

令和3年度ものづくりコンテスト岡山県大会
木工加工部門 1位
を受賞した際の様子
在学中は様々な建築関連のコンペに挑戦し
優秀な成果を挙げることができました

Q. 在校生や受験生にむけてメッセージをお願いします
 津山工業で自分の夢を叶えるためには、早いうちから先を見据え、明確な目標を持っておくことが重要だと思います。
 向上心や強い気持ちを持っておくこと、さらにやる気を持つだけでなく、一 つひとつ行動に移すことも必要です。
 そして、先生にアドバイスを受けながら、進路対策に着実に取り組むことが大切だと思います。

【進路状況】岡山県立大学に合格!

2022年2月17日 木曜日

令和3年度、3年生の大学進学状況では、 国公立大学に3名が合格と素晴らしい結果が出ています。
今回、見事岡山県立大学 デザイン学部 建築学科の合格を勝ち取った建築科 3年 高木 蒼さんに合格までの取り組みや 本校在校生や本校の受験生にむけてインタビューをしました。

建築科 3年
高木 蒼 (岡山県立大学 デザイン学部 建築学科 合格) 

Q. 進学先を決めたきっかけや合格までの道のりを教えてください 
 私が進学先を決めたのは高校 2 年生のはじめでした。ですが、新設された学科だったのでほとんど情報がなく、また、コロナ禍でオープンキャンパスが中止となり不安でした。
 しかし、とりあえず良い評定がもらえるよう日々努力を怠らないようにしました。3 年生の時には試験内容が明確になり、具体的な対策を行うようになりました。
 私は、総合型選抜・学校推薦型選抜の 2 つを利用して受験しようと決めたので、岡山市にある予備校に通ったり、先生の協力を得て面接練習をしたりして、結果的に総合型選抜で合格することができました。 

Q. 在校生や受験生にむけてメッセージをお願いします 
 これから進学しようと考えている人は、出来るだけ早くオープンキャンパスに参加するなどの受験対策をしてほしいと思います。準備する期間が長ければ 長いほど、自信につながると思います。また、就職希望の人にも共通して言えるのですが、成績の評定平均が高いほど有利になります。そのため、まずは日々の勉強を頑張ってほしいと思います。そして、何事にも挑戦してみてください。 何かに挑戦した経験が、受験の面接などでは有利に働きます。
 最後に、高校卒業後の進路は、自分の将来に大きく関わってくるので、よく考えて決めてください。しかし、時間は有限です。早めに決めて早めに行動することをオススメします。ぜひ、悔いの残らないよう自分の最善を尽くして希望進路を勝ち取ってください。

第 52 回 「住宅設計コンペティション」(令和3年度7月)
最優秀賞を受賞した際の様子
在学中は様々な建築関連のコンペに挑戦し
優秀な成果を挙げることができました

 

2学期収納式・終業式

2021年12月27日 月曜日

令和3年12月24日(金)

収納式・終業式は、新型コロナウイルス感染予防のため、生徒は各教室でオンラインでの実施で行いました。

岡山県新人柔道大会の結果報告と抱負を伝える。
(機械科 2年 矢山くん)
第44回岡山県高等学校弓道選手権大会の結果報告と抱負を伝える。
(ロボット電気科 2年 本郷くん・建築科 1年 多木くん)
第69回統計グラフ全国コンクールの結果報告と抱負を伝える。
(デザイン科 2年 王田さん)

収納式後、保健委員会による虫歯予防対策プレゼンテーションを行いました。

保健委員会のメンバーが虫歯予防を呼びかけました。

引き続き、終業式を行いました。

式辞を述べる山口校長

令和3年度 2学期終業式校長式辞(12月24日)

 みなさなん、おはようございます。

 2学期の終業式もこのようにオンラインで実施します。皆さんの前でお話することができず、大変残念ではありますが、それぞれの教室でしっかり聴いてください。

新型コロナウイルス感染症は、全国的にも新規感染者が少なくなり連日200人代、岡山県内では、ゼロ若しくは一人という日が続いている状況ではありますが、イギリスやアメリカでは依然一日何万人という規模で感染者が増えており、大阪や京都でオミクロン株の市中感染が確認されるなど、今後第6波の急激な拡大が危惧される状況にあります。引き続き感染症対策を徹底し、感染予防に取り組んでいきましょう。

 振り返ってみますと、2学期は学校行事が多い時期でもありました。新型コロナウイルス感染症対策のため、様々な制約がある中、工夫をこらしながら様々な行事を実施することができました。峰南祭体育の部は感染リスクの低い種目に絞り、非公開で午前中のみの開催、文化の部も非公開で、学年毎にステージ発表や展示を行い、三密を避けた環境の中、時間を区切って実施しました。行動制限がある中でしたが、皆さんは活き活きと、思い思いのパフォーマンスを発揮することができていました。短い準備期間でしたが、クラスの仲間とよく協力できており、素晴らしい峰南祭だったと思います。

 11月7日は、本校新体育館にて学校創立80周年記念式典を開催しました。岡山県教育委員会や岡山県、県議会、津山市等からの来賓の御臨席をいただき、厳粛な式典を執り行うことができました。私たちは本校80周年の記念すべき年に巡り合うという幸運に恵まれたということです。このように周年事業は、学校の歴史を再認識し、志を新たにする絶好の機会だと思います。社会や地域の期待に応えるべく、先輩たちが創り上げてきた歴史を継承し、教職員と生徒が一体となって、本校のこれからの新しい歴史を創り上げていきたいと思います。

 今日で2学期が終了します。皆さんにとって2学期はどのようなものだったでしょうか。3年生の皆さんにとっては、進路選択の大切な時期だったと思います。就職や進学、それぞれ自分の目指す最適な進路が選択できたでしょうか。

 先日、津山地域の企業の経営者の方とお話する機会が何度かありました。学校の中にいるだけでは中々わからない興味深いお話を伺ったので、いくつか紹介したいと思います。この地域には、工業団地を中心として、ものづくりの企業が多く存在しますが、中には世界シェアの大部分を占めるような、特徴的なものづくりをされている企業もあります。また、企業の規模としては決して大きくはないものの、優れた技術力や独創的な発想、最新の設備などにより、高品質な製品を製造され、会社経営としても大変優秀で、さらには今後の発展の可能性も期待できる企業が多くあるということです。

 また、これらの企業の経営者は、例外なくこの地域を活性化させたいという強い思いを持たれています。次世代のものづくりを支える人材を確保・育成していく中で、本校に期待する思いも強く持たれていました。

 これから自分の進路選択に取り組む1・2年生の皆さんも、求人票を見るだけでは、企業の本当の魅力に触れることは、なかなか難しいと思います。興味を持った企業については、ホームページや企業のパンスレットを確認することはもちろん、インターシップに参加したり、先輩の話を聞いたり、様々な方法を工夫して、情報収集に努めて欲しいと感じました。

 明日から冬休みとなりますが、是非この1年間を振り返り、新年の目標をしっかり定める時間を作って欲しいと思います。3学期の始業式は1月11日です。元気な皆さんと会えることを楽しみにしています。

 それでは皆さん、良いお年をお迎えください。

津山工業高等学校 校長 山口徹尚