追悼 漫画家・エッセイスト 青木雄二
昭和39年土木科卒 享年58歳


津山市立図書館の追悼コーナーと著書(他に貸し出し中の蔵書有り)
人気漫画家エッセイストで人気だった青木雄二氏が平成15年9月5日逝去されました。
氏は弓削中、津山工業高校土木科を昭和39年卒業後、神戸市の私鉄や久米南町役場に勤務した後、大坂でキャバレーの店員やパチンコ店店員など三十数種の職を転職した。26歳の時漫画雑誌の懸賞で「50億円の約束手形」がマンガ新人賞に入賞、本格的デビューは45歳の時。1990年から7年間金融界の裏舞台を描いた「ナニワ金融道」を週刊誌に連載、本書はシリーズ化され、発行部数の総計が1350万部というベストセラーになった。「第16回講談社漫画賞」を受賞。「ナニワ金融道」はテレビドラマでもスマップの中居君主演でテレビドラマにもなった。第2回手塚治虫文化賞受賞。
連載終了後は漫画家廃業を宣言、「ゼニの人間学」、「ゼニの幸福論」などの著作や講演で資本主義を鋭く批判してきた。母校へは4,5年前に招待した津山市社会福祉会館での講演会の時に訪れ、旧友達と和やかに話をしたのが最後になりました。最後の著書は「借りた金帳消し術」(2002.7.20初版発行)となりました。
本校の図書館にも一時沢山の蔵書がありましたが、現在は残り少なくなっていました。所が、津山市立図書館では郷土の作家コーナーに多くの蔵書があり、早速追悼コーナーを設置していただき津工同窓会としては誠に嬉しい限りです。津山市民の皆さんに、青木雄二が津山工業高校の卒業生であることを知っていただけ、読者が増えれば幸いに存じます。
異色のOBとして同窓生一同ご冥福をお祈りします。
文作成 S38年卒N.K.
著書については青木雄二 ファンの交流、著作紹介のページをご覧下さい。